先日USB（Type-C＆USB-A両対応）SSDのレビュー

で、先にCrystalDiskMarkの方を晒してしまったが、2024年4月末にエムエスアイコンピュータージャパン株式会社から「MSI × Crystal Dew World」コラボとして、「CrystalDiskInfo」と「CrystalDiskMark」の「Mei Mihoshi Edition」がリリースされている。

「CrystalDiskInfo」と「CrystalDiskMark」に関しては、ZIGSOWのPRO会員でもあるhiyohiyoさん開発の、もはや説明不要なディスクユーティリティ。「CrystalDiskInfo」は、ストレージ類（SSDやHDD）の情報（メーカーや型番、容量のみならずシリアルナンバーやファームウエアヴァージョンなどまで）とともに、使用時間やエラーレート、温度などの情報をとり、ストレージの健康状態を把握、それを音声で報せることも出来るソフト。そして「CrystalDiskMark」は、世界的に標準となっているストレージ速度計測ソフト。特にSeq系速度に関しては、各ストレージメーカーが、HP掲載のみならず、製品外箱に印刷してアピールする速度指標としても採用するほどの、標準化された性能評価値とされている。

そんな両ソフトが、MSIのノートPCイメージキャラクターでオフィシャルVTuberの美星メイちゃんとコラボした。

どちらもメイちゃんのママ、ほし画伯の立ち絵が2種付いていて、「CrystalDiskInfo Mei Mihoshi Edition」の方には、公式SD絵師こもわた遙華先生のSDメイちゃんも登場。ディスクを選んで、SDメイちゃんをつんつんすると、「ハイ、このディスクは問題ありません！」などと診断概略を伝えてくれる（SDでない方をつんつんすると....ご自分でお試しください）。

今回、この同時リリースの2つのソフトのうち、先のレビューで触れた「CrystalDiskMark Mei Mihoshi Edition」の方ではなく、「CrystalDiskInfo Mei Mihoshi Edition」の方を取り上げたのは、RAIDアレイの情報取得に関して進展があったから。以前レピューしたCrystalDiskInfo 9.2.1 Aoi Edition

の紹介の中で、「（9.1.0以降で）弦生ささとさんのAMD_RC2t7同梱によりAMD RAIDXpert2に対応した」と書いたが、その時は、SATA接続のRAID1のアレイしか見られなかった（少なくとも自分の環境では）。

しかし、今回「CrystalDiskInfo Mei Mihoshi Edition」を走らせてみたところ、NVMe（M.2）接続のRAID0のアレイも読めたのでご紹介しようかと。

※Mei Mihoshi EditionのベースとなったCrystalDiskInfoは、ヴァージョン9.3.0

Cドライヴ（NVMe M.2 SSDのRAID0）：このアレイ情報が取れるようになったのが大きい。

Dドライヴ（SATA SSDのRAID1）：このアレイのディスクが取れる情報が一番多い

Eドライヴ（SATA HDDのRAID1）：このアレイのディスクは「健康状態」の数値が取れない

実際情報取ってみると、やっぱり一番使っている（ハズ）のメインアレイのSSDの健康状態が一番良くないのがわかった。まだ青ゲージ（正常）だが、片方は69%まで落ちている（同じアレイの他方は71%）。一方、デスクトップなどテンポラリ系に使っているRAID1アレイの健康状態が90%超えていたのは意外だったが。

この現メインPC、CPUを構築時のAMD Ryzen Threadripper 1950X

から、同2990WX

に差し替えできたため、Windows 11対応になり、当面使えることになったので、今後も永く使うためにはいい加減ストレージに手を入れないとな、と。

（特に複数RAIDを使っているからかも知れないが）起動にはかなり時間がかかるけど、時々は立ち上げて確認したいソフトです。

．．．起動時メイちゃんが、「CrystalDiskInfo MSI Mei Mihoshi Edition起動完了！なんだかロボットみたいですねぇ」と言ってくれたりするのも確認したい！（ぉぃ

ダウンロードはここから！：

-美星メイ- MSIノートPCイメージキャラクター＆MSIオフィシャルVTuber特設ページ

※「Crystal Dew World」の公式応援キャラクター水晶雫ちゃんとのコラボ壁紙もDLできます