Windows8.1化するメリット
●Game!Game!Game!
ゲーマーはWindows8.1にしないと取り残されるかもしれません。
Windows8.1はDirectX11.2、WDDM1.3にバージョンアップしています。
Xbox OneはDirectX11.2である事からPC版のマルチタイトルなどを考えるとWindows8.1の方が有利かと思われます。
・Windows7 → DirectX11.1(不完全版) / WDDM1.1
・Windows8.0 → DirectX11.1 / WDDM1.2
・Windows8.1 → DirectX11.2 / WDDM1.3
●メモリの使用量が半減
Windows8.xの最大のメリットはメモリ使用量が減り使い方も上手くなった事です。
Windows8.xではWindows7で使用していた時の半分程度で十分動作します。
OSのコストはかかりますが、メモリが高騰していますので十分元は取れると思います。
特に仮想化を使う場合はWindows8.xにすると非常にメリットがあります。
Windows7では32GBで仮想メモリ有りでも時折不足する事がありました。
Windows8.xでは16GBで仮想メモリ無しにしても余裕で動作しています。
●Windows Store
Windows StroreによりMicrosoftにより審査された安全なアプリ環境が提供されます。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/apps
個人的な見解ですが、安全度は「iOS App > Windows Srore App >>> Android App」になるかと思います。その根拠は、MSにより審査されている点は優れているが、ローカルフォルダへのアクセスが可能という点はiOSほどセキュアではないという点です。
プリペイド方式のポイントサービス「Windows ストア ギフトカード」が提供され、Windows Store、Xbox Live、Windows Phone Storeで共通に使えるようになりました。
http://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/giftcard/default.aspx#merit
SurfaceやXbox Oneといったマルチプラットフォームで非常に便利になりました。
SonyのWalkmanはハイレゾ化で好調で配信元でもありますし、AppleのiPhoneもハイレゾ化が噂されておりiPod時代からのiTunesという資産があります。
MicrosoftはXbox Live/Xbox Music/Xbox VideoなどのサービスとZune/Windows Phone/Xbox One/Surface/Windows8.1などのプラットフォームとどのように絡んでいくのでしょうか?
●Windows8.0で不評だったスタートメニュー周りを改善
デスクトップユーザーから不評だったスタートメニューのアイコンだけ復活しました。
それでもほとんどのユーザーは「マシにはなったがコレジャナイ」という反応です。
デスクトップの場合、不慣れなユーザーからは見えないインタフェイスに対して敬遠され、パワーユーザーからはスタートスクリーンにより思考が分断されるのを嫌がっていたようです。
タブレットでも使用しましたが、スタートメニューのアイコンが無いのはタッチ数と手の移動距離が多いので不便でした。
設定変更(標準)
毎回やっている設定変更を纏めてみました。
説明にはハードウェアやドライバに依存している部分もあります。
●不要なデバイスを停止させる
デバイスを停止させる事で起動時間の短縮と消費電力を抑える事が出来ます。
IntelのISCT/IRST、レガシーなシリアルポート/パラレルポート、外部SATAが不要。
→UEFIで以下を設定
・Advanced / Intel Smart Connect Technology : Disabled
・Advanced / Intel Rapid Storage Technology : Disabled
・Advanced / Super IO Configuration / Serial Port : Disabled
・Advanced / Super IO Configuration / Parallel Port : Disabled
・Advanced / Strage COnfiguration / ASMedia SATA Mode : Disabled
●トラブル防止の為に高速スタートアップを無効化する
自作でハード交換が多い方は無効化した方がトラブルが少なくなります。
有効化した所で高速なCPU/SSDを使用していればそれほど高速化しません。
しかも無効化しておかないとWOLが利用出来ません。
→コントローパネルにて「電源オプション - シャットダウン設定」にある「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
●ファイル削除時に確認メッセージを出す
Deleteキーを押しただけでゴミ箱に直行する事を防ぎます。
→ゴミ箱のプロパティにて「削除の確認メッセージを表示する」をチェックする
●プロキシを参照させない
IPなどを記載していなくてもブラウジング時にいちいち参照する動作をする為にチェックを外す必要がある。Chromeもこの設定を参照しており速度低下を起こす。
→Internet Explolerの「インターネットオプション - 接続 - LANの設定」にて「LANにプロキシサーバーを使用する」のチェックを外す
●スピーカーの音質
音声の再生を高品質にする。最近のマザーボードは高品質なモデルがある為。
→「サウンド」からスピーカーを選択し、詳細で「24ビット、192000Hz(スタジオの音質)」にする
●リモートデスクトップの有効化
他PCやiPadなどからリモートデスクトップでログインする場合。
→コントロールパネルにて[システム-システムの詳細設定-リモート-リモートデスクトップ]で「このコンピュータへのリモート接続を許可する」にチェック
●エクスプローラー
通常の設定では使いずらいので便利にカスタマイズする。
→エクスプローラの「表示」にて「ファイル名拡張子」「隠しファイル」にチェック
→エクスプローラの「表示-オプション-全般」にて「自動的に現在のフォルダーまで展開する」にチェック
→エクスプローラの「表示-オプション-表示」にて「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す
●スリープと休止状態を有効にする
スリープ(メモリに保存)と休止状態(ディスクに保存)を有効にします。
→コントロールパネルにて「電源オプション - システム設定」にて「スリープ」と「休止状態」にチェックする
●スリープ解除時のパスワードの自動入力
セキュリティを無視して、スリープ復帰時に面倒なパスワード入力を省く場合。
→コントロールパネルにて「電源オプション - システム設定 - スリープ解除時のパスワード保護」で「パスワードを必要としない」にチェック
●ログイン時のパスワードの自動入力
セキュリティを無視して、ログイン時の面倒なパスワード入力を省く場合。
→エクスプローラにてドライブを指定後、リボンの「ファイル」-「コマンド プロンプトを開く」-「コマンド プロンプトを管理者として開く」を選択して「control userpasswords2」 を実行する。ユーザーアカウントにて「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外して「適用」を選択してパスワードを入力する。
設定変更(WOL)
WOL(Wake On Lan)により電源をオフにしていても、他のPCやスマホなどから起動させる事が可能になります。
●高速スタートアップの無効化
無効化しないとWOLが利用出来ません。
●UEFI
→[UEFI]APM
Power On By PCIE/PCI・・・Enable
● [Windows] ネットワークアダプター
詳細設定
・WOLパターンマッチ・・・有効化
・WOLマジックパケット・・・有効化
・シャットダウンウェークアップ・・・有効化
●電源の管理
・電源の節約のために・・・チェック
・このデバイスで・・・チェック
・Magic Packetでのみ・・・チェック
●Intel I217-Vのプロパティ
[電力の管理]
- Wake on Magic Packet : オフ→オン
- Wake on Pattern Match : オフ
- 電源オフ状態からの Wake on Magic Packet : オフ→オン
- Wake on Linik 設定 : オフ→オン
設定変更(IPv6)
現状においてIPv6はメリットよりデメリットが多いので無用なサービスを無効化します。
●イーサネットのプロパティ
インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6) : オン→オフ
●Intel I217-Vのプロパティ
[詳細設定]
- TCP/IP オフロードのオプション
- IPv4 チェックサムのオフロード : オン→オフ
- TCP チェックサムのオフロード (IPv4) : オン→オフ
- TCP チェックサムのオフロード (IPv6) : オン→オフ
- UDP チェックサムのオフロード (IPv4) : オン→オフ
- UDP チェックサムのオフロード (IPv6) : オン→オフ
- 受信側スケーリング : オン→オフ
- 大量送信オフロード V2 (IPV4) : オン→オフ
- 大量送信オフロード V2 (IPV6) : オン→オフ
- 優先パケットと VLAN : 優先パケットとVLAN有効→優先パケットとVLAN無効
Tips
●スクリーンショットの取り方
[Win]+[PrintScreen]で画像ファイル(PNG)が下記フォルダに自動保存される
C:\Users\ユーザー名\Pictures\Screenshots
●コマンドプロンプトにて管理者権限で実行する
エクスプローラにてドライブを指定後、リボンの「ファイル」-「コマンド プロンプトを開く」-「コマンド プロンプトを管理者として開く」
トラブル対応
●再起動しても設定が反映しないなど挙動がおかしい
高速スタートアップによるトラブルが多い。
→高速スタートアップを無効にする
●ストアアプリが動かない
インストールに失敗している可能性がある。
→アプリを削除してインストールし直す
●ストアアプリが落ちる
RamDiskを使っているとIEコンポーネントを使ったアプリが落ちるものがある。
→RamDiskをやめる
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購入金額
0円
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購入日
2013年10月18日
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購入場所
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