パッケージとしてはWindows 8 Proの時点でダウンロード版3000円、パッケージ版6000円程度で販売されていた時に購入+その時のキャンペーンで無料プロダクトキーが入手できたMedia Center Pack導入で一般販売されているエディションとしては上位エディションとなるWindows 8 Pro /w Media Centerにアップグレードしたうえで昨年11月にリリースされたWindows 8.1 Pro/w Media Centerに無償アップグレード。このOSを導入したのは2機種で、一台は
(x64)
もう一台はまだこちらにレビューを投稿していませんがLenovo ThinkPad x61sにx86版を導入。さらに今年1月にARM版Windows 8.xであるWindows RTを搭載した
を購入しているので家で稼働しているWindows 8.1搭載機は3台になります。
旧来のスタートメニューが廃止され、代わりにWindows PhoneやZuneから継承されたModern UI(旧称Metro UI)を採用したスタートスクリーンが採用され、旧来のWindowsユーザーからは大いに不評を買ってしまったWindows 8.x系ですが、もともとWindows Phone 7.x/8端末を使ってて慣れていたせいもあってかWindows 8 Consumer Previewのころから使っていて特に違和感なく使えました。むしろこの大きなスタートスクリーンがかなり使いやすいとすら思っています。よくあるClassic Start Menu系のソフトもキーボードのWindowsキーをフックしてしまうのであえて導入していません。
ただタッチ操作を前提で開発されているStore Appは非タッチ環境においては特に使いたいようなアプリはなかったこともあってか最低限は導入しましたがほとんどメインはClassic UI環境で利用しています。スタートメニューが変わった以外はVistaから正当に進化したWindows NT 6.3なのでまったく違和感なく利用できます。旧来のソフトも結構動くのは多いですし、Windows 7からさらにチューニングされているので動作自体も軽快になっています。ただしインストールできるCPUがWindows 8からPAE/NX Bit対応CPUでないとインストールできない仕様になっているので、Pentium M/Celeron M世代のノートなど非対応環境では導入すらできないので注意。
Windows RT 8.1環境はIntel x86/x64向けClassic UI用アプリが一切動作しないこともあって本格的にStore App環境も構築しましたが、Windows Storeローンチ時と比べるとアプリ数も増えて、個人的に必要な2chブラウザ(これは泥タブにもiPhoneにも必ず入れています。必須。)やTwitterクライアント、FlipBoardといったアプリも登場してきているので普通にタブレットOSとして使える印象。Classic UIも利用可能ですがタッチ対応のタブ環境においてはむしろ全画面表示のModern UI環境のほうが使いやすいためこちらがメインになっています。
x86/x64アプリが動かない代わりにOffice 2013 RTを標準バンドルしているのもGood。RT 8.1ではOutlook 2013 RTも加わりさらに便利になりました。
IE11がARM版RTでもFlash Playerの最新リリースをフルサポートしているのも個人的に大きなポイント。艦これで電ちゃんとちゅっちゅするには必須なんだかんだ言ってFlash必須なサイトはまだ多いですから。iOS環境は鼻から環境する気が0で最近までサポートされていたAndroid版も開発・メンテナンス終了で利用するにはリスクがある環境になってしまっただけにこの差は大きいと思います。
地味にすべてのWindows 8.x環境で壁紙やIEのお気に入り、ブラウズデータ、IMEの辞書データをクラウド経由で同期してくれるのは便利だったりします。
ということで、非タッチ環境でClassic UIほぼオンリーで使うにせよ、タブレット用のOSとしてModern UI環境メインにするにしても前バージョンより順当に進化しており「言われているほど悪くない」使いやすいOSに進化していると思います。個人的にはWindows 8.xを使ったらもうWindows XPには戻れませんね。さすがにw
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購入金額
3,300円
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購入日
2012年10月26日
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購入場所
Microsoft Store経由(ダウンロード版)
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