会社帰りに寄ったビックカメラで眺めていたら、コイツが目に止まった。

77mmでこの値段は・・・

半信半疑ながらレジに持っていくと、どうやら付け間違いだったようだが、そのまま購入できた。(ちょっと申し訳ない気はする・・・)

NDフィルターとは、いわばレンズ用のサングラスだ。

明るい(F1.8等の)レンズを使い、晴れた屋外で絞り解放で背景をボ力して撮影したい時や、スローシャッターで滝や川の流れを滑らかに表現したい時等に、NDフィルターを使って光量を落とすことで、それらを可能にする。

ND2，ND4，ND8等の後ろの数字は、光量を落とす度合いを表し、其々、1/2，1/4，1/8になる。

例えば、昼間の屋外で、1/2000秒 F5.6で適正露出の時、ND8を使えば3段分の光量低下となり、F5.6→F4→F2.8→F2と、3段階絞りを開けることができ、明るいレンズでも絞り解放でボケを活かした写真が撮りやすくなったり、絞りをF32まで絞ってシャッタースピードを下げても1/60秒止まりだが、ND8を使って1/8秒まで下げることができる。

絞り込むと、解像力が低下するので、絞りを変えずにシャッタースピードだけを下げれば、写りを低下させずに済む。

先述のケースでも、ND8によって1/125秒 F8にできるので、解像力を保ったままでの流し撮りにも良さそうだ。

つまり、同じ環境の中でも、表現の幅が広がるってことだ。

手持ちのNDは、上海問屋の58mmに次いで2枚目。

58mmはダブルズームキットの2本や60mmマクロで使える。

この77mmはSIGMA 10-20mmで使う！

ってことは・・・

まだ72mmが必要ってことだが・・・

先にPLが欲しい・・・