外出時や帰宅時に、玄関で電灯のコントロールやスケジュールなどの情報取得を取得したくて Echo Hub を購入したのですが、壁付けにするために購入しました。それにしても値段が安いわりに Echo Hub が便利。
壁美人は存在を知っていましたが「たかがホッチキスの針でテレビなど重いものが壁付けできるはずがない」、そう思っていた時期が自分にもありました。まぁ今でもそう思ってるけど。
というわけで、Echo Hub なら重くないし落ちて壊れたとしても金銭的ダメージも少ないし、ということでお試しで購入してみました。
内容物。金具とフィルムみたいなもの、ホッチキスの針。
ホッチキスの針は、この日のために別購入していたのですが、普通の針とは違って錆びないようにステンレス製でできてるらしい。普通の針はスチールだそう。
金具はしっかりとした感じ。けっこう厚め。
でも 3Dプリンタで作れそうかも……。
裏面。
しかりとした造りではあります。
これが専用針。失敗した場合のこと考えてるのか少し多めです。
右の透明なのがフィルムで、ここに針を埋め込んでいきます。ポリカーボネート製フィルムらしいです。
なぜこの仕組みで固定されるかですが、
- ポリカーボネートは割れにくい
- “しなり”と“面剛性”を持つため、点荷重 → 面荷重に変換。荷重を“引き抜き”ではなく“せん断”に変換する設計
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石膏ボードは点荷重に弱いが、面荷重には強いため、フィルムは石膏ボードの弱点を補う力学的アダプターとして働く
- 荷重が下方向にかかると、金具が壁に押し付けられる。荷重が一点に集中しない
- 壁面との静止摩擦が増加し、荷重をさらに支える。
(摩擦力 F=μN)
- ホッチキスの針は“抜ける”のではなく“押しつぶされる方向”で力を受ける
- これにより、画鋲の保持力を最大化する構造力学的トリックが成立
壁にマスキングテープを貼ってバミって、そこに板をあててホッチキスで留めていきます。
写真は、上半分だけホッチキスの針を入れ終わったところです。
ホッチキスの針の配置にも接触力学での意味があり、上部の画鋲が引き抜き方向の力を最小化、下部の画鋲がせん断方向の力を受ける応力分散になっています。
問題なく設置。
壁に大きな穴を開けることなく、綺麗に壁付けできました。
コードは目立たないようにモールカバーを付けようと思っています。
弱い素材を強く使う設計思想が非常に美しい
構造の最適化で、材料の限界を超える体感性能を実現している。
荷重方向の制御というプロダクトデザインの本質が詰まっている。
ユーザー体験(穴を開けたくない)と物理法則の折衷点を見事に設計している。
技術的に完成されたプロダクトで、美しい。
跡が残らないという機能性
局所的な破壊を起こさない構造になっている。
ホッチキス穴は極小で、フィルムも交換しやすいため、撤去や再設置の際に壁へのダメージがほとんど残らず、メンテ性にも優れている。
高い保持力を実現
必要な性能に対して支出が非常に小さく、総合的な費用対効果が高い。
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購入金額
3,480円
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購入日
2025年12月31日
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購入場所







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