一応メーカーの公式製品情報はきちんと残っているのですが、シーケンシャル速度以外の殆ど全てが謎に包まれていますし、そもそもコントローラーすら何が使われているか公開されておらず、Web上で検索しても手がかりがありません。
そこで論より証拠とばかりに、開けてみました。
まず、コントローラーはPHISON PS3016-S3を採用しています。PHISON純正のSSDは、コントローラーの型番名がそのままSSDの商品名として使われているようですので、一時期PS3016-S3という商品名で、秋葉原辺りに処分品で格安のSSDが出て来たことがありましたが、そのSSDにもこのコントローラーが搭載されていたということでしょう。ただ、PHISONの製品情報を当たってみると、枝番違いのPS3016-P9はSSD用ではなくCFメモリカード用となっていますので、速度はそれほど期待出来ないのかもしれません。SSD用はPS3017/3018/3019となっています。
次にNAND Flashは、東芝製の32Gbit SLCチップである、TH58NVG5S0DTG20が使われています。ページサイズは(4096 + 218) x 8 bit、ブロックサイズは (256K + 13.6K) x 8 bitとのことです。2009年版のカタログで見つけたものですので、かなり古いチップということになりそうです。
速度性能については、後日改めてベンチマークの値を掲載したいと思いますが、正直言ってあまり期待はできないのかもしれないと思っています。
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購入金額
3,480円
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購入日
2013年10月07日
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購入場所
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