WiFiを内蔵しないカメラでも、WiFiカードを使えば、撮った写真をすぐにスマホやタブレットに転送できる。
そんなWiFiカードの定番といえばeyefiだろう。
eyefiカードは、eyefi mobiカードをレビューさせていただいたが、クラウド連携でWebにアップされるので、他の端末からも見ることができて便利だった。
ただ、eyefiの場合、すべての写真が転送されるため、カメラ側での記録サイズを大きくしたい時や、撮影枚数が多い場合はちょっと負荷が大きく、ストレージも圧迫する。
もう一つ、PQIのAir Cardも所有しており、コチラは必要な写真を選択して転送することができる点が大きな違いだ。
再生モードで特定の画像を削除することでWiFiを起動する手順が独特だ。
このAir Card購入時に、迷ったものの1つが、東芝のFlashAirだった。
ただ、当時はあまり評判が良くなかったこともあって、Air Cardにした経緯があるのだが、有村架純のCMもあり知名度も上がっているし、評判も良さそうなので購入してみた。
購入したのは、W-02だ。
3月に、WebDAVに対応したW-03が発売され、価格が下がっているのが魅力だ。
今回、ヤマダウェブコムの、店員配達を使ってみたが、店頭購入よりも安価なうえ、Web注文当日に家まで届けてくれるのはありがたい。
メリットは、選択転送できること・・・
W-02は、2013年7月に発売された、FlashAirとしては第2世代のカードだ。
スピードクラスClass10対応となったことが特徴で、無線LANは802.11b/g/nに対応する。
3月に発売されたW-03は、WebDAVに対応するが、スマホ/タブレット転送用途であれば、W-02で充分だ。
仕様上は全く同じ。
http://www.toshiba.co.jp/p-media/flashair/spec_j.htm
同梱されるものは取説とケースのみと、とてもシンプル。
使い勝手は、使用するアプリに依存する・・・
使い方としては、iOS端末とAndroid端末で異なるが、基本的には、WiFi接続先をFlashAirに変更し、対応アプリを起動して転送するという手順。
使用アプリは、専用アプリが用意されている。( iOS版 / Android版 )
専用アプリ FlashAir
現在のバージョンは3.0.2で、安定している。
そして、ネットでの評判が良いのが、OLYMPUS Image Share (OI.Share)だ。
OI.Share
OI.Shareも、iOS版 / Android版 共に無料公開されており、通常は、OLMPUS製WiFi内蔵デジカメ用のユーティリティーで、リモート撮影や画像加工を行うためのソフトだが、FlashAirカードからの写真転送にも対応している。
転送時のサイズを指定しておくこともできるので、カメラ側での保存サイズを最大にしておいても、リサイズされたものが転送可能だ。
使い勝手としては、転送速度はFlashAirの方が速いが、リサイズができない。
OI.Shareはリサイズできるが、転送速度がやや遅い感じ。と、使用するアプリに依存するが、写真を選択して転送できるメリットは感じる。
保存容量を気にせずに転送する場合はeyefiが良いが、外出先で使う場合は、選択して転送できる方が良いように感じる。
シチュエーションによって使い分けるのが良さそうだ。
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購入金額
3,280円
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購入日
2015年04月12日
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購入場所
ヤマダウェブコム
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