レビューメディア「ジグソー」

全てにおいて正常進化した、No.1 Androidタブレット!

Nexus7を購入して約9ヶ月。

 

始めの頃に感じていたサクサク感と異なり、ワンテンポ遅れたり、引っ掛かる感じというか、ややモッサリ感を感じることもしばしば。

 

初期化をしても改善しないってことは、慣れによるものと、アプリが重くなってきたりしているのが原因かもしれない。

 

そんな中、第2世代Nexus7が発売された。

 

当初は様子見かなって気がしていたのだが、なかなか評判よさそうな割には店頭在庫があり、購入しやすい状態が続いているように見えた。

 

そこで先週、家電量販店に出向き、「コレって、在庫ありますか?」と聞くと、確認してきた店員さんは、手に32GBの箱を持ち、「ありますよ(^^」と・・・

 

そのまま、レジに直行となった・・・

 

初代Nexus7よりも、カラフルになった外箱


その上、だいぶ薄くなっている・・・

 

では、イザ開封・・・

 

 

本体以外には、簡易説明書、ACアダプタ、USBケーブルが同梱

 

コンパクトになったACアダプタが目に付く。

 

 

左:旧モデル用  右:新モデル用

 

2回りほど小さくなった印象。

このコンパクトさは、持ち運び時に嬉しいね。

 

この後、充電して初期設定もサクッと完了!

 

 

初代Nexus7と並べると、とてもスリムになったように見えるのだが、横幅は120mmから114mmと、6mm狭くなっただけだ。

 

シルバーだった周囲の額縁がグロスブラックになって目立ないからなのか、画面両サイドが狭額縁化されたからなのか、数値以上にスリムになったように見える。

 

 

逆に長さ(高さ)は198.5mmから200mmへと、わずかに1.5mmしか違わないのにも関わらず、だいぶ長く感じる。

 

重さは、340gから290gに、50gも減量された。

 

 

実測値は、旧:340g 新:294gだった

 

厚さは、10.45mmから8.65mmへと薄くなった。

iPad miniよりはまだ厚いようだが、だいぶ薄くなった感じ。

 

 

背面は、旧タイプのディンプル加工から、フラットなものに変更されたが、マットな質感で滑りにくいものが使われている。

 

 

上下にステレオサラウンドスピーカーを配し、横持ち時に左右に音が広がるようになった。

 

 

左:上部スピーカー  右:下部スピーカーとmicroUSBコネクタ

 

更に上部には、500万画素ながらも背面カメラが埋め込まれた。


 

タブレットで写真を撮る頻度は高く無いとは思うが、カメラを使用するのは写真撮影だけでなく、QRコードやバーコードの読み取りを始め、使い途は多く、有ると無いでは大違い。

カメラの装備は、素直に大歓迎だ。

 

手に持つと、今まで以上にスリムに、軽くなっていることが実感できる。

今までも充分に片手持ちで使える大きさだったが、更に持ちやすくなっている。

 

 

そして、画面を見ると、ひと目でとても綺麗になったことがわかる。

 

解像度は、1280×800:216ppiから、1920×1200のフルHDに進化。

画素密度は323ppiと、iPad Retinaを超える超高精細さで、ドットの判別は不可能!

 

 

 

 

 

処理能力の向上は、ブラウザを開くだけでも実感できる。


標準のブラウザ(Chrome)を立ち上げると、キャッシュデータを展開して表示する。その処理には少し時間が掛かるのだが、この待ち時間が明らかに違う。

今まで感じていたモッサリ感、一歩遅れて引っ掛かる感じがかなり改善されている。



この約1週間使用して感じるのは、このサクサク感と、バッテリーの減りの遅さ。

 

バッテリー容量は、旧モデルの4325mAhから3950mAhへと減少し、駆動時間も10時間から9時間に減少しており、各所のベンチ結果でも若干の短縮という結果になっているのだが、省電力性能が向上して使い方によっては伸びているのだろうか・・・


それとも、単に旧モデルのバッテリーがヘタってきただけか?



気になるのは、Real Racing 3などの3Dゲームをやっていると、右上裏側(横持ちだと右下裏側)が熱くなってくる。負荷の高い処理でバッテリーが発熱するようだ。



それでも、Real Racing 3をプレイして気付くのは、グラフィック性能の向上。

同じ場面をキャプチャーしたのが以下・・・


 

背景の木やフェンス、空の雲が2012では省略されている


 

同様に、背景がかなり簡素化される


 

サイドミラー、ルームミラーへの映り込みが省略されている


この描画の差は、今までiPhone5との比較で同様の結果となっていた。

アプリを使って描画レベルを上げることはできたが、今度は負荷の高い場面で画面が止まったり、コマ送り状態となり、明らかな処理能力不足が感じられていた。


それが新モデルでは、同等の描画でありながらカクつくこともなく、スムーズなプレイができるようになった。


CPU性能とともに、GPU性能が大きく向上した証だ。




あと、SDメモリー等の外部ストレージからデータを読み取るために導入したNexus Media Importerが、エラーとなって使用することができない。

同じAndroid4.3でも、新モデルだけの現象のようで、これはアプリ側の対応待ちだ。

 

しかしながら、今まで以上に軽く持ちやすい筐体と、高精細で見やすい画面、とても軽快に長時間動いてくれることを考えると、小さな問題に思えてくる。

 

 

相変わらず、microSDスロットを持たずストレージ拡張ができないことや、HDMI出力ができないこと等、まだ改善して欲しいことは残っているが、それ以上に、初代以上の魅力を持ち、7インチAndroidタブレットNo.1の座を更に確実なものにすべく、正常進化したのは間違いない。

 

価格は少し高くなったが、充分納得できる進化具合だ。

 

 

 

 

液晶保護フィルムは・・・

現在の使用ケースは・・・

 

 

  • 購入金額

    33,800円

  • 購入日

    2013年09月08日

  • 購入場所

    コジマ 静岡店

コメント (2)

  • kensanさん

    2013/09/18

    OTG経由で外部デバイス見る方法あります。
    但し当方はWIFIモデルで初期タッチパネル不良で交換。
    また登録します。
  • ねおさん

    2013/09/18

    kensanさん、コメントありがとうございます。

    OTGでの外部出力も、可能なようですね。

    実際のところ、外部出力の機会はほとんど無いのですが、USBホスト機能の搭載が望まれるところです。

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