16/09/22追記
新たにDXの71%使用中のベンチデータを一部追記しました。(赤文字になっている部分)
一部ショップの買取価格が普通のHDDの2TBと同価格で掲載され始めているので、新規でSSHDを買うのはちょっと控えた方がよいのかも・・・
16/04/10追記
不具合?なのかはわからないけど、このSSHDで大量の圧縮ファイルを解凍し、その中の一部においてフォルダの削除や名前変更などを行う際に「この項目がみつかりませんでした」とエラーがでる。「この項目がみつかりませんでした」を検索するといくつか解決方法が出るが、それで解決できるケースと出来ないケースがある。
他のseagate製HDDで同じ大量の圧縮ファイルを解凍しても、削除や名前変更などでエラーが出ていないので、SSHD特有の可能性が・・・。
約3年ぶりに2TBを追加、今回はSSHDです。
***見た目はまったく変わらず***
開封前。今までは上と同じ銀袋で切り口から手で切っていたのですが、今回はシール止め。
今はこのタイプなのか・・・これが珍しいのか・・・?
手持ちのSeagateの「ST3000DM001」を並べました。ぶっちゃけ拡大表示しないと分からない・・・。
両画像とも左が「ST2000DX001」、右が「ST3000DM001」です。
***普通のHDDと同じです***
PCの組み込み及びPC上の認識は普通のHDDとなんにもかわらず。シリアルケーブルと電源ケーブルを繋げてWindowsを立ち上げてPC→管理→記憶域を開いてボリューム作成とフォーマットするだけ。特別なソフトのインストールとかは一切なし!
昔の癖が抜けないせいか、それなりにOSの再インストールをするので、IRSTは面倒だったりするし、SSDをキャッシュにする拡張ボードも相次ぐトラブルでデータは消えるし、Windows10に対応したドライバーもないみたいだし・・・なのでHDDとまったく同じに扱えるのは意外と重要だと思う。
***ベンチマーク***
テストに使用したのは
・Seagate「ST2000DX001」(以下DX)
・Seagate「ST3000DM001」(以下DM)
・Western Digital「WD2000EARS」(以下EARS)
・Intel「Intel SSD X25-M 120GB」(以下X25M)
・Sumsung「SSD 830 128GB」(以下SSD830)
の5製品です。
ただし「X25M」「SSD830」ともおおよそ70%のデータが入っています。
まずはCrystalDiskMark
上左から順にDX、DM、EARS、X25M、SSD830、DX(71%使用中)です。
性能的には「DM」より若干上で4KReadが若干早めですね。完全にSSDよりもHDDよりの性能ですね。
追加したDX71%使用済みベンチですが、ほぼ新品の50%落ちの性能なので検討している方かと。ただ実際の使用感はDMより劣っているような気も・・・
次はAS SSD Benchmark
上左から順にDX、DM、EARS、X25M、SSD830です。
AS SSD BenchmarkはSSD用のベンチマークソフトなのでHDD系の計測には結構時間がかかりました。(1台あたり30分ほど)
「DX」のAcc.TIMEが「EARS」より遅いのはハイブリッドというのが影響したのかな?
ただスコアは「DX」>「DM」>「EARS」の順になっています。
もうひとつAS SSD Benchmarkに搭載されているコピーテストのベンチマークです。
上左から順にDX、DM、EARS、X25M、SSD830、DX(71%使用中)です。
ISOが巨大ファイルの単体コピーを想定
Programが多数の小さいファイルのコピーを想定
Gameが大小含んだ混合のコピーを想定
です。総じて「DX」は「DM」に若干後れを取っている状況。また「DX」「DM」ともISO以外では「X25M」と同等でしたが、保存横領が増えた71%データと比較すると大きく目劣りしています。ISOが特に落ち込みがひどく、実際GB単位の巨大ファイルを使うことが多いので、使用感が劣ったと感じたのも納得です。
***ゲームでの効果***
色々と調べたベンチでのゲーム効果はどちらかといえば、ビデオボードが必要なゲームがほとんどでライトゲーマー?な自分には少々参考にならず。っということで少々試したのが、ベンチマーク測定が可能な体験版の
「Dragon's Dogma Online」
「真・三國無双7 Empires」
「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」
「PHANTASY STAR ONLINE 2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」
・・・なんですが、ぶっちゃけ5台全てほぼ同じ結果になってしまった(ToT)
ただ1つだけ例外で「真・三國無双7 Empires」における高グラフィックテストのみ、若干だが差が出ており、
DX:28.0
DM:24.4
EARS:23.7
X25M:27.2
SSD830:28.0
っとフレームレートに差が出た。
ただこれを通常グラフィックにすると差はなくなり、また他のゲームを最高画質のフルHDにしても差はほとんど出なかった。また画面切り替えにおけるロード時間の差もほぼなかった。
やはりそれなりに重いゲームでないと無意味・・・っなのかな?
***解凍時間***
圧縮したzip及びrarの混合データ、約8.02GBの解凍時間(秒)
DX:168
DM:150
EARS:286
X25M:160
SSD830:103
まあAS SSD Benchmarkに近い結果だけど、「X25M」が「DX」「DM」に近く、「EARS」は他との差が大きい。
***静音性が高い!***
意外ですが静音性が高い。「DM」は3台所有しており、個体差はあるものの基本的に「ゴリゴリ」音が大きい。しかし「DX」は「EARS」っと同じく音に関しては静か。
自分のPC環境は、
SSD:OSやプログラム起動のメイン
HDD1:読み書き頻度の高いデータやダウンロード先、キャッシュ保存
HDD2:データ保存向け
っでHDDに関しては両方とも「DM」を使用していた。
特にうるさいゴリゴリ音を出していたHDD1をSSHDの「DX」に置き換えたらものすごく静かになりました♪
***一番のメリットは高速かつ静音***
OS起動用や重いゲーム以外の用途だと、実際使用続けている現状ではHDDそのもの。ベンチマークなどで複数回実行するなどして高速化するかテストしてみたが効果はなく、そこまで単純ではない模様。
ただ7200rpmのHDDが搭載されていることと、SSHDの影響なのかは不明だけど静音っというのは結構重要!
複数回で高速化する事柄があるSSHDでも初回に関してはどうしてもHDDの性能になる。先のテストでもあったように7200rpmと5400rpmの差は大きく、複数回実行すれば何でも高速化するわけではないので、保険的な意味合いになってしまうが7200rpmは重要。
そして静音。5400rpmのHDDは静音だけどもたつき感があるし、SSDは無音だけど容量単価が高い。一方で静音向けHDDケースは種類・数とも少ない傾向。
これを書いているときの「ST2000DM001」(7200rpmの2TB)と「ST2000DX001」の価格差は約4~5千円。個人的には性能も容量も落としたくはないけど静音が欲しいとか小型PCに組み込むっということになれば検討の価値は十分にあると思う。
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購入金額
13,180円
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購入日
2015年09月19日
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購入場所
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