私が勤めている会社では、当時自社商品として缶飲料などを取り扱っており、新製品を企画する時に試作品の試飲などをしていました。
ある時、いつものように試飲することがあったのですが、いくつか届いた缶の中にいつもより大きく、プルタブ方式でない缶が入っていました。その場に缶切の類いがなかったため、近所の金物(雑貨)屋さんで購入したのが、このアルプス三徳缶切でした。
■仕様
□サイズ:約124mm
□機能:缶切、栓抜き、穴あけ
□刃:焼入炭素鋼めっき
□本体材質:鉄(焼付塗装)
そして、いよいよ「穴あけ」を使って穴をあけ、部署のスタッフ全員で中身を試飲してみました。
ゴクリ
「不味!」
全員の意見が瞬時に一致しました。
こんな事は滅多にありませんw
何だこりゃという話になり、もしかしたらちゃんと振らないとダメだったのかということで、振ってみると何やら中に固形物が入っている感触が...
そこで、缶切の登場ですw
スタッブ全員が見守る中、缶を開けてみると。。。
何と中から立派な「たけのこ」があぁぁ...!!
一同絶句の瞬間でした。
そう、何とこの缶はタケノコの水煮の缶詰だったのですorz
つまり、水煮の汁をみんなで飲んでいたと...
しかも缶の裏に小さい貼り紙があり、英語で「a bamboo shoot boiled plain」と書いてあったのです...あまりにも英語力無さ過ぎな我が部署でした。。。
その時、缶切を使ったままにしていたようで、あっという間に錆びてしまいました。そんな思い出のある缶切で、観るたびにその時のことを思い出します。
ちなみに、あの時の「たけのこ」がどうなったのかは全く覚えていません。。。
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購入金額
350円
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購入日
不明
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購入場所
近所の金物(雑貨)屋さん
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