就職してから極端に運動が減り、気が付けばメタボ予備軍。
痩せたいと思いながらもダラダラと先延ばしにしてきてしまいました。
そんなとき、このfitbit ZipやJawbone UP、Nike fuelbandなど「活動量計」の話題が目に付きました。
数値化がダイエットを助ける
あいまいなまま始めたダイエットはいままで長続きしませんでした。
少し動いて運動した気になったり、ちょっと食べる量を減らしてみて満足してみたり。
しかし活動量計をつければ数字として運動量(消費カロリー)を目の前に突き付けられます。
…うん、明らかに運動不足。
また、これらの製品が今までの万歩計と大きく異なる点として、スマホやPCと連動した管理サービスと連携している点があげられます。
これらのサービスを利用すれば「摂取したカロリー」を記録することができるので、運動量と摂取カロリーから体重変化を予測することができます。
日々の運動と食事を数値化して目標値を目指す。
こうなればもはやダイエットをゲームとして楽しめます。
カロリー摂取/消費の数字化の効果
カロリー摂取/消費を数字化できる利点。
それは「体重変化にまでは(まだ)至らないダイエット効果の期待値が見える」点です。
たとえば10日間食事の量を減らしたり、運動しても1kg減るかどうかは微妙な線です。
計測前に食事をしたり、飲んだ水の量ではあっさり元の体重を超えたりします。
そこで心が折れちゃう。よくあるパターンです。俺に。
でもカロリー収支が数字化されていれば「10日で-4000kcalがんばった」などとわかります。
-4000kcalでは体重として1kg減りませんが、-4000kcalなのは確かです。
あと10日頑張れば-8000kcalとなるので1kg減が期待できる!など頑張りが持続できます。
↓fitbitのダッシュボード画面。このようにグラフで運動効果を確認できます
fitbit Zipを選んだ理由
さて、上記の効果はきっとどの活動量計でもほぼ一緒と思われます。
そんななかfitbit Zipを選択した理由は以下。
・fuelbandは並行輸入品しかない
・UP、fuelbandは「腕輪型」なため、営業回りをすることのある自分には使いにくい。
fitbit Zipはクリップタイプなのでズボンのポケットにでもつけておけば目立たない。
・UPはスマホへのデータ転送が接続式(ヘッドホンジャックに差し込む)。
fitbit ZipはBluetoothで無線式。こまめに転送することを考えると無線が便利。
・fitbit ZipはPC上でもデータの確認・編集が可能。UPは不可。
こんな感じです。
そして同じfitbitの上位機種であるOneを選ばずZipを選んだのは… 安かったから。
三日坊主になったらいやだなーと逃げ腰でした(笑
ZipとOneの違いは主に「睡眠の計測」機能の有無のようです。
運用
実際に使ってみると、運動量の計測は服につけておくだけなので非常に簡単です。
ただし、fitbit Zipが記録できる運動はウォーキングだけです。
ランニングをした、ロードレーサーで走った、などの記録はfitbitアプリケーションの「アクティビティ」から別途指定する必要があります。
といっても運動の種類、開始時間、終了時間、距離などを入力するだけ。内容から消費したカロリーを計算してくれます。
ちょっと面倒なのは摂取カロリーの記録。
これは何かを食べたら手動でスマホから記録しなければなりません。
でも大切なのでさぼっちゃダメ。むしろ面倒だから間食とかしない!
摂取カロリーの記録は米国版などでは食事メニューがデータベース化されていて、選択式で入力できるようですが、日本版ではまだそのデータベースがありません。
自分でメニューを登録することもできますが、私は面倒なので「100kcal」というメニューを作成し、食事内容に合わせて数量で記録しています。(600kcalの弁当を食べたなら100kcal x 6と記録する)
効果
最悪三日坊主と思われたfitbit Zipですが、運用が簡便&毎日の変化がアプリとWebで一覧形式で確認できるなどの効果で購入から1か月強、連続して続けられています。
運動量とカロリー摂取を意識できるようになったおかげでダイエット意識が強くなり、効果がでています。
・カロリー収支は一日 -750kcalを目標に。ただし食事を抜いたりはしない。
・特別な理由がない限り1日1時間程度の運動(ウォーキング、ランニング、自転車など)
・週末は自転車で80km程度のサイクリング
この結果、体重を見事-2.5kgすることができました。ここ数年マイナス方向にはまるで振れなかったのに…
あとはこれがどれだけ持続できるか、ですがそこはもう製品ではなく自分の努力次第。
総評
買ってよかった!と言える製品です。
「数値化」がなければダイエットを続けることはできなかったと思います。
悪い点をあえて挙げるなら
・アプリやWebサイトの日本語化がイマイチ。若干わかりにくい表記がある
・日本語版の食事データベースがない
・スマホ(iPhone)との同期に時間がかかる場合がある
などがあげられますが、大した問題とは感じていません。
注意!
fitbitなどの活動量計はあくまでも「計測」する機械であり、これによって直接的に痩せることはできません。
また、食事を抜くなどして摂取カロリーを極端に減らすなど、無理なダイエットは体に悪影響をあたえる可能性があります。
しかしこのツールはあなたのダイエットの強い手助けにはなるでしょう。
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購入金額
5,480円
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購入日
2013年05月08日
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購入場所
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