ASRockの高品質高機能なゲーミングマザーをチップセットだけ変更してコストを下げたモデル。と、受け取っていいのかな?
H87を搭載しながら倍率ロックフリーのK付CPUでオーバークロックが可能というのが売りのマザーですね。ただ、これがIntelの機嫌を損ねて使えないように修正されたと聞いていますがどうなんでしょう? 店頭ではオーバークロック可能なH87マザーということで売っていました。しかも、7,980円!! 「ちょうどLGA1150マザーが欲しかったところ」ということにしてIYH!!
http://www.asrock.com/mb/Intel/Fatal1ty%20H87%20Performance/index.jp.asp
ブランドカラーは赤と黒。パッケージには例の人の顔が映ってますね。隠れてますが……。どうやら顔のどアップは不評らしいです。
付属品は非常にシンプル。
SATAケーブル2本とマニュアル。それに、塗装もされていないバックプレートのみ。ゲーミングモデルと銘打っている場合、バックプレートも豪華だったりしますが、この辺は安っぽさを少し感じます。
と、思ってらマザーがスポンジでシッカリ保護されています。
パッと見、マザーの雰囲気は「作りこまれているな」という印象。いや、第一印象の安っぽさが皆無なんですけど? 臭いも薄めなので、基板の洗浄も手を抜いていない感じですね。
小気味よくまとめられたCPU周り。シンプルだがぬかりはない。そんな感じです。CPUクーラーのファンコネクタも2系統ありますし、期待できそうじゃないですか。
メモリの横、というかATX24ピンの横ですかね。ここにも3フェーズ+固体コンで、電力の安定供給をはかっているのでしょうか。H87マザーを買ってきたつもりなのに圧倒されます。
24ピンとUSB3.0の間にケースファンのコネクタが!? 基板の隙間を徹底的に活用していますね。
チップセットのヒートシンクはシンプルですが結構大きいですね。いい雰囲気です。
基板を眺め回していて驚いたのがBIOSロムがふたつ!? Dual BIOS? Asrockでもやってるんですねコレ。知りませんでした。上にはUEFIヴァージョンのシールが張ってあります。P1.60で、ヴァージョンが一目でわかるのか。ある意味これは便利。そして、SATAコネクタの間にファンコネクタとCMOSジャンパーがw 隙間の使い方が徹底しています。
音にもこだわりのあるPurity Sound!! なんでPurity Sound? Realtek ALC1150を載せてるらしいんですが? 衝動買いなので、よく分かってません。調べてもいません。なんか謎な気分です。
私、最初はHDMI×2なのかと勘違いしてました。片方はHDMI inなんですね。映らない!? 初期不良!? なんて思ってました……。
軽く基板を見回すつもりが、かなり密度の高いマザーで驚きました。気がついたら2時間くらい写真撮ってました。「これ安物マザーじゃないだろ?」という衝撃に見舞われています。H87じゃ最上級のグレードといってもよさそうです。
さて、起動させてみましょう。
同時購入したCPUがCeleronなんですが、せっかくなので4770Kでテストしてみます。
最初は使う気もなかったんですが、これほど豪勢なマザーですしね。Non-Z OCを試すくらいはしないともったいないです。
しかし、いきなり4.0GHzからですか? 容赦ないですね。でも、アッサリ4.0GHzで起動。そのまま、4.8GHzまで続けて試してみましたが、起動まではまるで問題ありませんでした。これは凄い。負荷テストまでやってみればいいのですが、リテールクーラーだったのでそこは断念。
実はCeleronやPentiumで使おうと思って購入したマザーなのですが、なんかもったいないですね。このまま4770Kで使っていてもいい気がしてきました。それくらいよくできたマザーだと思います。
PCを組む時、予算が足りなくなって真っ先に切られるパーツのひとつがマザーだと思います。私も2500Kを購入した時はH67マザーにしたりしてました。しかし、このマザーならCPUだけは妥協しないで、マザーで妥協するということは有りですね。コストを削りながら、それでも性能は答えてくれる。そんなマザーといえるでしょう。
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購入金額
7,980円
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購入日
2014年02月12日
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購入場所
カーリーさん
2014/02/13
はにゃさん
2014/02/13
そろそろHaswell Refreshのリリースの前に9シリーズが登場するはずなんで、H81以外は値下がりしていくかも。
7980ならもう一枚ほしいかな。
そういえば、私も i5-2500K のときは ASRock H67DE3 にしてました。