この度はレビューアーに選出していただきありがとうございました。
応募時に住所記載ミスがあったということで、事務局の方には二度手間をおかけし、申し訳なく思っています。10月15日に到着しました。
環境
2008年まではPCサポート・CE職(現場でハードウェアのメンテナンスをする仕事)・ネットワーク構築・サーバー構築などを仕事として行っていたのですが、身体上の都合でIT系を卒業しました。
現在の主な使用OSはDebianやUbuntuです。
TV視聴用のサブマシンにWindowsをインストールしています。
今回レビューアーに選出されたので、久しぶりにWindows上で作業しています。
PCスペック
CPU:Athlon II x4 640 (4core 3GHz)
Memory:DDR3 PC1333 2GBx4
MotherBoard:ASUS M4A88TD-M/USB3
OS:Windows7 Home Premium 64bit
Windows8.1 Pro 64bit
Windows8ではグラフィックのポイントが上がる傾向ですね。
マカフィーに対する印象
Windows95カーネル世代の一時期、メーカーPCバンドルソフトとしては、その軽さからかなりの実績があったと記憶します。
しかし、検出率の低さや駆除力の低さが問題になり、次第にノートンなど重量級ソフトに移行していったと記憶します。
過去購入したセキュリティソフト
・ノートンシステムワークス
・マカフィー(バージョン失念)
・ESET NOD32
・NTT西日本セキュリティ対策ツール
使用履歴
ノートンはひたすら重く、マカフィーに切り替えました。動作は軽いものの検出率に不安があったところに、当時爆発的に出回った「コードレッド」というワームへの対応が遅れたためにNOD32へ切り替えたように記憶しています。
NOD32はウィルスワクチンソフトに実装されるヒューリスティックエンジンをさらに拡張した「アドバンスドヒューリスティックエンジン」が売りのソフトで、実際にお客様から預かったPCをノートンとNOD32で検索かけると、NOD32は明確な脅威ファイルとは別に大量の怪しい動作をするファイルを予防措置的に検出・警告してくれていました。とても気に入ってました。
そうこうする内に、自宅回線を光に切り替え、そのサービスの中に「NTT西日本セキュリティ対策ツール」という、ウィルスバスターのOEM版セキュリティソフトがついてくるようになりました。
それ以降、あまりWindowsでネットに接続することもなくなり、「NTT西日本セキュリティ対策ツール」で満足していました。軽いし。
現バージョンのマカフィーと他ソフトとの比較
今回比較したソフトは
・ESET Internet Security(NOD32含む)
・エフセキュア アンチウイルス ワークステーション
・マカフィーアンチウィルスプラス
・ノートンインターネットセキュリティ
・フリーソフト Avast! Anti Virus
1)インストール
どのソフトも簡単にインストールできます。
マカフィーとノートンはすでにインストールされているセキュリティソフトを検出して、バッティングしないようアンインストールを促してくれるので、便利になったなーという感想です。
ただし、フリーソフトなどのセキュリティ関連ソフトであまり行儀の良くないものは、セキュリティソフトのインストーラーに検知されないものもあるようです。
ProgramFilesフォルダをよく観察して、不要なソフトを探し削除しておくことをお勧めします。
2)設定
ここではっきりと初心者向き・上級者向きに分かれます。
どれもデフォルト(初期状態)で使用してもかまわないのですが、ESET Internet Securityは設定が詳細に行える分、初心者向けではありません。
ノートンインターネットセキュリティは、入口がちょっとわかりにくいです。
マカフィーとエフセキュアー、Avastはインターフェイスがこなれていて、初心者でもとっつき易いようです。
3)機能
・ウィルス検出・駆除:ここ十年ほど、自宅アカウントにウィルスが到達したことがないので不明です。そこでテスト用の脅威ファイルを作成します。
上記文字列をメモ帳に入力し、たとえば「every.com 」というような com 拡張子をつけて保存します。
入力が面倒だという方はこちらにダミーファイル用文字列がありますので、コピペしちゃってください。
あなたのセキュリティソフトは、反応しますか?
これで反応しなければ、そのソフトは最低です。
マカフィーでは保存して二秒ほどで隔離・削除してくれます。反応速度は一般的ですね。
検出率等については、各セキュリティソフト評価サイトに資料がありますので、検索してみてください。
・PCへの負荷
Windows8.1を新規インストール(Windows8→8.1)し、その直後にチェックしてみました。
一切のソフトを追加インストールしていないので、常駐ソフトなどが増えると下記パフォーマンスは落ちてゆくと考えられます。しかし、条件を整えたいので、あえてこの状態でテストしました。
今回試験した五つのソフトはどれもほとんど問題ありません。
新しいディスクや巨大ファイルをシステムに接続しても、動作が途切れることがありません。
avast!は微妙です。多少リソースを食う感じです。
すべてのソフトで、フルスキャン中にDVDビデオを再生させると微妙に駒落ちするようですが、これは気のせいだといわれるかもしれないという程度です。
フルスキャンの速度は、どれも似たり寄ったりです。多少の差はあるかもしれませんが、実際には作業できているので問題になりませんよね。
ただし、ノートンは定義ファイルのダウンロードとインストール時に若干リソースを喰うようです。
いずれにしても、WindowsXP SP1世代のOSとセキュリティソフトの組み合わせより、素晴らしくパフォーマンスが上がってますね。
下記動画で、再生直後にCPU占有率が上がりますが、これは画面キャプチャソフトがエンコードしているために急上昇するものです。また。PCのパフォーマンスを見る時に、メモリ消費率も勘案しておかないと、実際の動作と数値の間で感覚的なズレがでてきますので注意されてください。
マカフィーアンチウィルスプラスでフルスキャン中のパフォーマンス
Eset Smart Secrityでフルスキャン中のパフォーマンス
ノートンインターネットセキュリティでフルスキャン中のパフォーマンス
エフセキュア アンチウイルス ワークステーションでフルスキャン中のパフォーマンス
Avast! Anti Virusでフルスキャン中のパフォーマンス
・ファイアウォール機能
WindowsXP以降、OSにファイアウォールが付属していますので、無くてもかまいません。しかし、細かく頻繁に管理したいという方には、同じインターフェイスで管理できたほうが便利ですね。
エフセキュアとavast!にはファイアウォールが付属していません。
このあたりは好みの問題で、セキュリティの性能にはそんなに影響ありません。
以下は、メインのLinuxマシンからサブマシンに対してポートスキャンした結果です。
ソフトウェアによる違いはありませんでした。
Not shown: 3282 filtered ports
PORT STATE SERVICE
135/tcp open msrpc
139/tcp open netbios-ssn
445/tcp open microsoft-ds
2869/tcp open icslap
各項目の解説は省きますが、自分でコントロールしているソフトウェアが開いているポートなので、問題ないと判断してます。
・危険なサイト検出機能
現在ではブラウザに同じ機能が導入されていることが多いので、必ずしも必須ではないと思われますが、二重にチェックしてくれるってことは安心ですよね。
・その他機能
クイッククリーンは便利です。
シュレッダー機能はWindows標準ツールのcipher.exeと同じなのかな?だとするとあっても無くてもというところか。でも、コマンドラインが不得手な方にはうれしい機能だと思います。
総括
どのソフトも管理画面のインターフェイスが良く整理されていて、とてもなじみやすいものになっています。
なかでも、マカフィーアンチウィルスプラスとAvast! Anti Virusのインターフェイスは、とてもシンプルかつ分かりやすく纏まっていて好感度が高いです。
この点はどんなレベルの方にでも分かり易く使えるという、セキュリティソフトに求められる最大のポイントだと思います。
-
購入金額
0円
-
購入日
2013年10月16日
-
購入場所
リンさん
2013/10/16
Coolです。
baelさん
2013/10/16
初めてのレビュアー選出なので、文章や分析手法のまずさはご容赦を・・・
baelさん
2013/12/03
削除しますー
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2014/08/10
開発機に入れた方は、私同様の誤認識されての削除されてたりしています。
大改修のためのネガティブキャンペーンなのかしら?
とか勘ぐっちゃいます。