プレミアムレビューで頂いたロジクール G700が保証期間中にチャタリングを起こすようになったので交換を依頼したところ、G700sに変わって戻ってきました。
そして今も使っているマウスになるのですが、流石に月日は経ち、もう販売しておらず入手できなくなっています。そして、多ボタンワイヤレスマウスの需要はあれど、良い製品はあまりないようで、G700sの復刻を望む方が多いようです。
さてはて、G700sというマウスはどういうマウスだったのか、ずいぶん時間が経ってしまいましたが、レビューしていきたいと思います。
【寸法】79.8 x 126.3 x 45.9
【マウス重量】147g(乾電池含む)
【センサー】
センサー方式 : 不可視レーザー
解像度dpi : 200~8,200(可変式)
【感応性】
USBレポートレート : 1000レポート/秒
スリープモード : 設定可能
主だった仕様を抜き出してきましたが、G700とG700sの仕様上の違いは、解像度が200~5700dpiから200~8200dpiに増えている所と、ボタンの耐久性が800万回から2000万回に増えているところです。
別に解像度が8200dpiという途方もない数値になっても、8Kディスプレイくらい持っていないと役には立ちませんので気にもしません。
レポートレートが1000レポート/秒から変わっていないのは、元々電池消費の激しい本製品ですから、良かったことかもしれません。というか、電池の持ちの悪さは改善されていません。放っておいても10時間で電池切れって、正直何かの間違いでは?と言える仕様です。
外観は基本的に変わっていないのですが、ゲーミングマウスということを強調させるためか、訳の分からない表面塗装がされています。正直、くそダサいんですが、光らないだけマシかもしれません。
表面処理も若干変わっています。梨地処理のようなガサガサした表面になっていて、公式のうたい文句的には長時間のゲームで手が汗で滲んでも快適に作業ができるらしいです。耐久性も高そうですね。
個人的には、いつものラバーコーティングのほうがしっかりホールドできるので好みです。
マウスのホールド感は、当たり前ですがG700と変わらないので非常に良好です。日本人の手には少し大きめではありますけどね。
やはりMX-Rが日本人の手には一番合う気がします。
形状だけでも復刻してくれーーMX-R!
充電池にはエネループが1本。これくらい電池消費の激しいマウスだとリチウムイオンバッテリーよりは、エネループのほうがいいのかもしれないですね。バッテリーが切れたらすぐに交換できるし。
私の場合は、ほとんど電池消費が激しすぎて結局ほとんどUSBケーブルを接続して利用しているので、あまり関係なかったりするのですが。
センサー位置も指先に近い中央の場所というところも変わっておらず、FPSなどの激しい動作をするゲーム用途で力を発揮できると思います。
付属品は、
・ ロジクール ワイヤレス マウス G700 本体
・ 超小型レシーバー
・ 充電ケーブル(ケーブル長:170cm)
・ レシーバー用延長ケーブル
・ 取扱説明書
と、変わっていません。
充電ケーブルが実質的に充電時のマウスケーブル代わりになるので、柔軟ではあるもののもう少し細めのほうが好みではあります。
多ボタンマウスって、ゲームはもちろんですが、CADやAdobe Creative Suiteのようなクリエイティブな作業ですごい便利なんですよね。しかも、最大ポートレート1000っていうのも細かな作業をするときに本当に役立ちます。(やっすいマウスだと、ポートレートが低くて作業にならないんですよね。)
それでいてワイヤレスで掴み心地の良い製品となると、現在市場に存在しないというのが実際のところで、冒頭のG700s復活待望という声が上がってくることになるようです。
G700シリーズは、MX-Rと同じくして稀代の名器となるかもしれませんね。
今持っているものが壊れるまでに復刻されるか、新たなるワイヤレス多ボタンマウスが登場することを願います。
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購入金額
0円
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購入日
2014年01月09日
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購入場所
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