昔エアガンにハマっていた頃にカスタマイズ目的で購入しました。
エアガンのカスタマイズを始めた頃は三角ヤスリで一本々コツコツと溝を彫っていましたが、学生の頃に溝彫り用のヤスリがあったことを思い出し、工具屋さんにて本製品を購入しました。これで苦労せずに心置きなく滑り止めと化粧を兼ねた溝彫りができますw
このヤスリを使うことで、ペンチの先端の挟む部分のようなギザギザの溝を等間隔で彫ったり、交差するように溝を彫ることで、いわゆるチェッカリングを施すこともできます。エアガンのグリップを自作したり、飾りでギザギザを入れたりするのに使用しました。
チェッカリングの例（ただし、このような量産品はヤスリで彫っている訳ではないです）
一般的には0番から6番まであって、0番は最も筋目が粗く、6番が最も細かくなっています。私の所有しているものは5番で幅12mm筋ピッチが0.8mmとなりますので、細かい部類に入ります。本当は各種取り揃えておくと良いのですが、結構高いものなのでこれ一本で良しとしましたw
ヤスリの目が縦方向にしか切られていないので、その方向にしか彫れません。なので、普通のヤスリのように斜めに動かすような掛け方はできません。硬い金属に溝を彫る場合は、ヤスリの目の深さまで彫るとそれ以上彫れない状態になりますが、木や樹脂の場合は材料的に柔いので、どんどん彫れてしまいますので、その辺りの様子を確認しながら彫る必要があります。
肉厚の材料に縦方向にだけ目立てられています（片面仕様）
久しぶりに樹脂板にチェッカリングを施してみましたが、板をキチンと固定しなかったため多少曲がったり深さが均一でなかったりとイマイチな仕上がりになってしまいましたが、実際にも材料をキチンと固定したり、手元がブレないようにしたりと細心の注意を払わないと、ちょっとした気のゆるみで失敗しやすくなります。ただ、慎重すぎてもうまく彫れないので、ある程度練習した上で多少思い切りよく使う方が奇麗に彫れると思います。
油断するとブレたりします。。。orz
一家に一本というものではありませんが、あると色々なものにチェッカリングしたくなりますw
ただし、強度が必要な部位に筋目を入れると著しく強度が落ちる場合がありますので要注意です。。。
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購入金額
5,000円
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購入日
1991年頃
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購入場所
御徒町 工具店
hatahataさん
2013/04/02
今、必要ではありませんが、そのうち使うこともあるかも知れませんので覚えておきます。
参考になりました。
izappyさん
2013/04/02
持っていれば後々何かに使えるだろうと思いましたが、ほぼ皆無ですw
かなり使用頻度が低いので、こういうマニアックな道具はホームセンターの工房内で使えたり、あるいはレンタルしてくれるようになると良いですね。。。