それではいつも通り、Crystal Disk Markの結果を見てみましょう。

Crystal Disk Mark Nano Pico Edition

Crystal Disk Mark 4.0.3

まず、読み出しに関してはさすがに速度性能を押し出しているモデルだけあり、なかなか優秀な結果となりました。

テスト環境では公称値の90MB/sに達することはありませんでしたが、安定して85MB/sを超えていますので、殆どの利用法で不満が出ることはない性能でしょう。

一方で書き込みに関しては少々物足りない性能です。シーケンシャルですら40MB/sがやっとであり、Crystal Disk Mark 4.0.3に至っては30MB/sを辛うじて上回る程度にとどまりました。読み書きの差が少なく、ランダムにも強さをみせるSAMSUNG PROと比べると明らかにワンランク以上落ちます。

もっとも、購入価格を加味すればそれでも決して悪い結果ではありません。我々地方在住の立場からすれば、地元の量販店でローエンドモデルを買うのとほぼ同等の価格ですからね。SAMSUNG PROよりも安かったことを考えれば、順当な性能という評価が正しいのではないかと思います。