レビューメディア「ジグソー」

35ミリフィルムの半コマだけ使って撮影...

この間、かみさんの実家に行ったとき見つけたカメラです オリンパスPEN-EE3 です

このカメラ、昔 私が中古で購入して暫く使っていました その後、違うカメラを購入したので

義母に挙げたカメラですね 持ち運びするのに小さいし手軽なので購入したと思います。

 

カメラボディは金属製で、手で持つと結構ズッシリします 当時のカメラの印象ですね デザインも

練り上げられていて無駄なところが無い感じです。 

 

 

 

ハーフサイズのカメラって写真を手軽に撮り過ぎるんですね 1本のフィルムで倍撮影できるわけです

ネガをフィルムスキャナーで取り込むと数が多くて面倒です 画像も小さいし、画質も良くないですね プリントしても枚数が多いし....これは写真屋の陰謀ですよ....

 

下画像EE-3文字の上がシャッターボタンです 右がフィルム枚数インジケーター 左はフィルム巻き戻しスピンドル(レバーを立ち上げて使います フィルム巻き戻すには何処かを押します ワスレタ!)

右下の底の釦かも...

 

 

撮影終了後のフィルム巻き戻しは、下図・底部の黄色い部分のポッチを押しながら、上図の左側の

スピンドルを立ち上げ巻き戻しします オール手動ですので手間が掛かりますが当時はこれが常識? 

 

 

ちなみにこのカメラ、オール手動です...フィルム装填からフィルム巻き上げ、終了したら手動

巻き戻し? すべて手動です フィルムを巻き取り枠に装填が面倒でしたね なので女性は嫌がってやりませんでしたね 義母もフィルム購入時にカメラ屋さんに頼んでやってもらっていました EEなので自動露出なのか 暗いところではシャッターが押せません  電池等は無いので内蔵セレン電池でやっているんでしょうね    

 

                        

 

右上部の丸い黒ツマミはフィルム巻き上げツマミです 右へ回して止まったらシャッターが押せます 以降繰り返し  廻せなくなったらフィルム交換時です。 

  

 

フラッシュも有った筈ですが見つかりませんでした レンズ周りのトンボの複眼様なのは、

セレン光電池サークルアイ式ASA25~400

 

 

 

引用...

Pen EE3は1973年から1986年頃まで約14年間製造されたPen全シリ-ズの中でももっとも長寿のモデルとなりました。後継モデルであるPen EFが1981年に発売されましたが、EE3の金属ボディーに寄せられた信頼感には根強いものがあり、EF登場後も並行販売され結果的にEFが1983年リタイヤしたあとも製造され続けました。

 

■Specification

発売年月 1973年5月
レンズ  D Zuiko 28mm F3.5/3群4枚
シャッター オリンパス2速自動切り替え1/40.1/200秒
焦点調節  固定焦点(3.2m)
ファインダー アルバダ式ブライトフレーム 0.5倍
露出計    セレン光電池サークルアイ式ASA25~400
フィルム送り リヤーワインデング、セルフコッキング
大きさ    108x66x47mm 335g
発売価格   12800円

 



今でも使用可能と思いますが確認はしていません セレン電池が駄目になるようです。 

もう一台α7000有るけど使う機会は無いでしょうね 

 

 

 

 

       レンズキャップ装着  

 

 

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セレン光電池式............露出計


セレンを塗布した金属板を受光部に用い、セレン板と接続された検流計で光量を計測する露出計。 もっとも原始的な電気露出計である。通常は格子と複眼レンズをセレン板に重ねてあり、計測角度を制限・集光している。セレン板の面積が広ければ広いほど、計測精度・暗所での応答性が向上する。

利点としては、分光感度特性が他の受光素子よりもフィルムに近い。目の感度に近い。安価。また素子自体が発電するため、電源を必要としない。耐久性が高い

欠点としては、一般的に計測精度がCdS式より劣る。また受光量に対し起電力の増加量が完全には比例しないため、明所と暗所で感度切り替えを必要とするものが多い。暗い場所では測光できない

破棄されたセレンが環境汚染につながることから、現在はセレン光電池を採用する製品はほとんど見かけない

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セレンというと整流器などに昔は使われていました 懐かしい名称です。

  

 

デジタルカメラの出現で、フィルムカメラはすっかり活躍の場が無くなりました 勿体ないです。

ですが、フィルム購入、フィルム装填、取り出し、現像、プリントなどの手間を考えると時間、マネーの節約にはなります そういう関係の仕事はすっかりなくなりました カメラ店でDPEなどをやっていた人は、今どうしているんでしょう....10年、15年前は見た記憶はあるのですが。

 

更新: 2016/04/22
使用感

ハーフサイズカメラは本当に節約的カメラだったのか?...

良い フィルムを2倍撮影出来るのでフィルム入れ替え回数は少ない 旅行時には便利? 

   フィルム代、現像代が1/2になる 

 

不満 フィルム1本当たり、プリント代はフルサイズに比べ2倍(使わなければ良いが)

   実用画質は最大L判位でしょうか  フィルムスキャナーでスキャンしても画質良くない

   フィルムスキャナーでスキャナーソフトがハーフサイズに対応してなくて切り出し面倒

 

   とは云え、実利は充分あったと思いたい... 

 

 

    

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

コメント (2)

  • jakeさん

    2016/04/22

    リコーのはオートハーフかな?
    ゼンマイを使ってフィルムの巻き上げがセミオートだそうです。

    ヤフオクや中古市場だと、35ミリハーフは意外と人気があるようです。
    球数が豊富で、扱いも簡単、画質的にもそこそこと、トイカメラとして使うのに向いてるんでしょう。

    実は東京駅のそばにあるKITTEでは、中古品がいまだに販売されています。
    整備済みなので1万円くらいしますが、時々売れているようです。
  • タコシーさん

    2016/04/22

    jakeさん
    リコーのは使ったことないのですが
    ゼンマイ方式でフィルム巻き上げだったようです 結構女性には人気が有ったような。
    http://cafe.toylab.jp/column/vintage-camera/11866/

    ハーフサイズカメラってトイカメラとしての人気はあるようですね
    昔のものは造りは良いですよね 金属ボディでしっかりしてます
    小さくて可愛いです キャリングポシェット?に入っていましたが未撮影です
    そしてまだ実用になるのは凄いですね  ゴミに捨てちゃうのは勿体ないです。

    セレン電池は寿命みたいのが多いようですが代替え効かないのかな...

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