主人公ジェイソンは、仲間たちとバカンスで南国の島へ出掛ける。
スカイダイビングで仲間たちと共に孤島に降り立つと、そこは現代の海賊が巣食う無法地帯であった。
仲間たちと一緒に海賊に捕まってしまうジェイソンだが、何とか隙を突いて1人逃げ出す。
孤島に1人投げ出されてしまったジェイソン。そこに手を差し伸べる島民。
ジェイソンは仲間を助けるために島民と協力して海賊を倒していく。
■ゲーム概要
ゲームジャンルは、ファースト・パーソン・アドベンチャー(FPA)。
FPSとアドベンチャーを掛け合わせたもので、本作を一言で表現するならば、“オープンワールド・サバイバル・アドベンチャー”。
オープンワールドを自由に走り回り、様々な武器を駆使して敵を倒していくサバイバル・アドベンチャーゲームである。
ストーリーが進むにつれて、ジェイソンが島での生活に徐々に順応していく様が、いかにもサバイバル感があって面白い。
ここでいう順応とは、暴力が支配する島で生き抜く術を体得していくことを意味している。
最初は殺人なんてできないといっていたが、屈強な戦士へと成長していくにつれて、殺人に快楽すら覚えるようになっていく様が、実に狂気じみていて良演出だと感じてしまう。
■FPS+RPG+ステルスゲーム
FPSというと、Call of Duty、Battlefieldの2大タイトル以外はどうなんだろうと思っていたが、FPSとしても高いレベルで作り込まれている。
武器としては、ハンドガン、アサルトライフルはもちろんのこと、サブマシンガン、スナイパーライフル、機関銃、ショットガン、ランチャー、火炎放射器、弓など非常に豊富な種類がある。
マガジンをアップグレードして装填数を増やしたり、サイレンサーと高倍率のスコープを装着してのスナイピングなど、武器のカスタマイズも可能である。
一般的なFPSと異なるのは、戦闘はステルスプレイが原則となる点である。
大勢の敵を1人で相手にすることになるので、石を投げて誘い出してナイフで一刺し(テイクダウン)、サイレンサー付きの銃で射殺するなど、周囲に気付かれることなく1人ずつ敵を殺していくことになる。
大人数を相手にすることも可能だが、援軍を呼ばれて乱戦になり、玉の無駄遣いに繋がる。また、取得できる経験値も減るため、あまり推奨できない。
しかし、ステルスゲームに飽きたら、真っ向勝負のランボープレイというのも悪くはないかもしれない。
本作には、FPSに限らずRPGの要素も盛り込まれている。
本作ではスキルツリーが採用されており、一定の経験値を得たり、条件を満たすことで、アンロックされていくようになっている。これにより様々な暗殺スキルを身に付けることができる。
また、動物の皮や草花などの素材から鞄や薬を製造することで、サバイバルゲームを優位に進めていくこともできるのだ。
FPS、RPG、アサルトプレイなど、様々な要素が詰め込まれたタイトルなので、FPS好きのゲーマー以外にも楽しんでいただけることだろう。
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購入金額
2,150円
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購入日
2013年01月26日
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購入場所
Steam
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