菊の御紋が入った青銅花瓶です。
日本丸・海王丸での航海士としての功績を讃えられたもので、
平成四年、確か勲四等瑞宝章(現、瑞宝小綬章)だったと記憶しています。
貰ってから、どこにも飾ることなくずっと箱に入ったまま眠っていたので、
自分の中では「壷」だと信じていましたが、正式には花瓶でした。
壼 → 食料や水、飲料の運搬に用いられる器のこと。
花瓶 → 花を生ける容器のこと。
ただし、菊の紋は入っていますが、天皇陛下から直に貰った物ではなく、
叙勲ギフト的なカタログ通販みたいな感じだったと記憶しています。
価格は聞いていませんが、たぶん4〜5千円くらいのものだと思います。
天皇陛下が授けてくれるのは勲章だけだったと思います。
(授章式には出席していないので不明です)
花瓶の特徴としては、厚みのある銅合金に繊細な着色が施されていて、
艶のあるコーティングで仕上げることで、深みを増しています。
菊の紋と括れた部分の帯は手彫りで金箔仕上げになっています。
壼や花瓶の価値はよく分かりませんが、大変奇麗な仕上がりです。
下に敷く台座も付属しており、裏面には受章年と氏名が手書きで
書かれていました。
おそらく、この花瓶は花瓶として使われることは無いと思いますが
大切に保管していこうと思っています。
父親は凄い人で尊敬できる人だったと思うけど、自分はだめだな…w
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購入金額
0円
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購入日
1992年頃
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購入場所
タコシーさん
2013/01/28
仕事で勲章を貰わない人が大多数だと思いますし、
izappyさん
2013/01/28
そうですよね。
どんなに小さな事でも社会に貢献できたら良いですよね。
よし、頑張ろ!