新年明けましておめでとうございます。
今年も一年よろしくお願い致します。
新年一発目のレビューは、上海で購入したマウスです。
日本の量販店だとマウスと言えば、ロジクールやマイクロソフト、
エレコムなど一通り名前の通ったメーカーの製品が陳列されており、
価格帯も2000円から8000円程度まで、様々な価格帯が並んでいますが、
上海ではマイクロソフトやロジクールなどの有名メーカーの製品も、
僅かながらありましたが、殆ど日本では見たところ無いメーカーが殆どで、
更に言うと価格帯も1000円以下のものしかありませんでした。
向こうではやはりPC関連がまだまだ高価であるという点から、
周辺機器にお金を掛ける事はあまりなさそうです。
そんなマウスコーナーで、面白そうな製品は~と物色していて、
見つけたのが此方。
HYUNDAI製のゲーミングマウスです。
HYUNDAIと言えば、自動車メーカーとして有名な会社ですが、
ここ最近は、そのブランド力を生かしてタブレット端末なども含め、
電化製品にも手を広げているようです。
本製品は、ゲーミングマウスらしく、
機能面は陳列されていたマウスの中でも最も優れており、
600/1000/1600/2400DPI変換ボタンや、サイドボタン2つが搭載されています。
これならば、もしかしたら"使えるかもしれない"ということで、
80元(1,000円)と少し値段は高かったですが、ちょっと掴んでみました。
パッケージ背面を観てみると、仕様を中国語で書かれているので、
よく分りませんが、ゲーミングマウスらしい性能なようです。
それ以上に気になるのが、仕様表の横に描かれている
ショットガンを持ったキャラクター・・・。
このキャラクター・・・、バイオハザードで見たことがあるような気がするんですが・・・、
私の勘違いでしょうか?
ちゃんと、CAPCOMにお金払ってるのかな??
正直、マウスの使い勝手とかどうとか以上に気になるポイントです。
マウスの全体像はこんな感じ。
フェラーリレッドっぽい鮮やかで反射の強い塗装が使われています。
塗装は余り強そうでは無く、すぐに手が汗ばむ方であれば、
すぐに剥げていく気がします・
サイドにはラバー塗装が施されていますが、サラリとしていて、
あまり手に引っ付かない感じです。
ケーブルの材質はかなり変わっていて、縦に筋の入った柔軟性のあるものが使われています。
日本では使われているのを見たことがありませんね。
扱いやすそうですが、柔らかすぎるので断線の心配をしてしまいます。
マウスを横側から見てみると、かなり背が低いことが分ります。
被せ持ちをしてみると、背の低さを特に感じます。
サラリとしたラバーコート、背の低さ、つかみ所の無さがあいまって、
持ちづらくて仕方がありません。手が滑りまくります。
また、正面から見ると未塗装の部品が見え隠れし、
手抜きしまくってるのが分ります。
人の目で分るところの塗装をしないだなんて、
コスト面では有利ですが、それって、、商品としての価値があまりないような気がするのですが・・・。
マウスのボタンの押した感触も無駄に軽く押しづらものが採用されています。
樹脂設計が悪いのか、中のマイクロスイッチが悪いのか、むしろ全部なのか、
それはさすがに判断は付きません。汗
ちなみに搭載されているサイドボタンですが、
ドライバーが用意されていませんので、ゲーミングマウスの様相ではありながら、
キーボードキーのショートカットを割り当てる事は出来ない為、
ブラウジング用の「進む」と「戻る」の機能としてしか使うことは出来ません。
ゲーミングマウスにも3ボタンタイプのものも確かに存在していますが、
それはそれでちゃんと意味があってのことなので・・・。
ハッキリ言ってこのマウス、ゲーミングマウスとしての必要条件を
満たしていない用が気がします。
80元(1000円)でデザイン性と機能性の両立を目指した
上海では高級マウスにあたる本製品ですが、
やはり日本市場に出回っていない理由は確かにあります。
たしかに値段だけを見るとお得に感じる点はあるのですが、
塗装や設計のお粗末さ、部品自体の品質の悪さなど、
日本人の感覚的に許容以下の部分がありすぎます。
そしてなにより、もう少し面白い製品だと思ったのに、
面白いのは版権元の怪しいキャラクター絵だけというお粗末さが一番ゆるせません。
せめて、キャラクター絵の上にBI○HAZARDとでも、
入れておいてくれたら、私のテンションはウナギ登りだったのに・・・っ!
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購入金額
1,000円
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購入日
2013年12月06日
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購入場所
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