2013年Arkパンドラの箱(いわゆるジャンク福袋)から出てきた独特なデザインのマウス。
クリアパッケージに収められ、それっぽい雰囲気をかもし出す。最初側面衝突実験食らったマウスかと思ったが(オイ)、よくよく見ればピアノブラックと四角形の組み合わせが、まるでモーターショーのコンセプトカーを思わせてなかなかかっこいい。
元々デザイン的には丸より四角のがすきなんですよ。
機能的にはサイドスクロール付きホイールと、2つのサイドボタンを備えた定番スタイル。更に2.4GHzのワイヤレス、マイクロレシーバーにレーザーセンサーと一通りの機能を備えておりスペック上はなかなか実用的だ。
強いて言えば単四電池2本(フタは1本用に見えるが中身が2段になっている)を使用する割に公称使用想定日数が56日と他のワイヤレスレーザーに比べて少ない点だが、この辺は使っている間に答えが出てくるだろう。
ちなみにセンサー・マウスソール・電池の配置がデザインにあわせて変則的だが、重心や使用感には大した影響は無い。マイクロレシーバー収納部と電源スイッチもあるので個人的な機能ポイントは網羅している。
何気にマイクロレシーバーも専用の「重ね」デザインというこだわりっぷり。 変にロゴが入っていないのでノートPCでも目立たない。
全長は比較的短めで10cm程度。しかし全体的に甲高なアーチを描いている為見た目よりも持った感覚は大きい。サイズの割りに大きく感じるのは以前のサイレントマウスに近い感覚だ。
やはり曲面を描いているとはいえ基本は四角を「重ねて」デザインされているので一般的なマウスと比べると特にマウス後部…手のひらを乗せたときに違和感がある。
また大きく張り出したサイドボタンは、ちょうどマウスを移動しようとしたり持ち上げようとしたりする時に押してしまい、誤操作になってしまうことも。またサイズの割りに後方によっているので一般的なマウスの感覚で持つと押しにくい位置。
しかしそれらの違和感は、 このサイドボタンを基準にして、ボタンに親指が合う位置…見た目よりかなり後ろの方につまむ感じで持てば一気に改善される。すると当初感じた甲高感やサイドボタンの押し難さが解消されて、予想以上に「普通」のマウスとして使えるのだ。
そうと判ればサイドスクロール・サイドボタン・ワイヤレス・マイクロレシーバー・レーザーセンサーとポイントを抑えた実用品。偶然家には同ELECOM製ピアノブラックキーボードがあったので並べてみるとなるほどカッコイイ。
また特筆すべきがソールの滑りのよさ。単四電池2本の重さを感じさせないその滑りは今使っているすっげえ滑るすごいらしいマウスパッドだと滑りすぎて困る程。
滑りすぎるのでマウスパッドの無い状態、机上のビニルマットの上で十分なくらいだ。但しピアノブラックの本体側も結構滑るのだが。
レーザーセンサーは感度もよく、センサーに対してシビアな「透明シートを載せた机の上」「半透明カバーのついたペンタブレット」双方の上で違和感無くカーソル操作が可能。実はこれ、我が家のマウスでも両方こなせるのは小数派なので何気にスゴイ。
という訳で最大のポイントであるデザインが気に入れば実用品として導入してOKな実力は持っている。もちろん持った感覚というのは個人差があるし、長時間の作業なら一般的な形状を持ったマウスのほうが無難だ。
とはいえこのデザインは話のネタにもなるし、現に普段PC用品に興味を示さない父も反応するくらいの存在感だ。せっかく入手した事だし、電池のもちのテストも兼ねてモバイル用として使ってみようと思う。
いやこれと組み合わせたらカオスだな!
オマケ:妙にすごそうなレーザーセンサー部の名前。
レーザービーム放射口!!
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購入金額
0円
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購入日
2013年01月03日
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購入場所
Ark(パンドラの箱2013)
カーリーさん
2013/01/08
レーザービーム放射口って書いてありましたw
メガ粒子砲とか出ないかなw
砧順一さん
2013/01/08
あ、遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。
れいんさん
2013/01/08
そうですかは
あんがい
つかいやすそう
下小川さん
2013/01/09
エレコム扱いのレーザーマウスは初めてだったんですが、レーザービーム放射口とくるとは思いませんでした。他メーカーのレーザーマウスでも注意書きはもちろんあるのですが、こんな攻撃しそうなマウスははじめてですw
メガ粒子センサーマウスとか拡散波導センサーマウスとかもう机を焼き尽くしますね。
あくまで「この見た目にしては」の前置きがつきますが、案外持った感じは普通ですよー。