レビューメディア「ジグソー」

今更ながらのカクうす9自腹レビュー

 

アイ・オー・データ機器のカクうす9 SSDを入手したので、レビューをお届けします。

さて、まずは外見から。

 

 

実にシンプルなケース…ってあれ、中身は?!

 

 

実は購入後速攻バラされて、同じ7mm厚のSeagate製ST500LT012と速攻で交換され…

 

 

こうなりました。

右側は500GB HDDが入っているので、実質HDPX-UT500相当となります。

 

このケース(っていうか外付けSSD)の最大の利点は、なんといってもSATA→USB3.0変換基板がとても小型で場所を取らないという点。

実際に装着してみると、こんなにコンパクトです。

 

 

アルミケースは先が内側に折れ曲がっており、樹脂製のフレームにはまっている構造になっているため、溝からアルミケースを外す際にアルミが曲がったり、傷ついたりします。

なので、分解はまったくもってお勧め出来ません。

 

今回は、DELLオンラインストアでPCと一緒に購入することが必須(パーツは皆無、周辺機器のみ選択可)という条件の中で、PCに組み込むためSSDが欲しい→カクうす9 SSD買ってバラせばいいんじゃね?!ということで、購入→速攻でバラして500GBのHDDと入れ替えという変態的な手段を採用しています。

 

気になるベンチマーク結果ですが…

 

カクうす9 SSD 標準状態 (intel SSD520 120GB、intel Z77 USB3.0接続)

 

ST500LT012 カクうす9 (intel Z77 USB3.0接続)

 

となりました。

SSD520の速度からすると、SATA→USB3.0変換チップSATA2までしか対応していないため、ボトルネックになってしまっています。

せっかくの高速SSDなだけに、もったいないですね…

 

しかしこの変換回路、HDDではすこぶる優秀なスコアを叩き出しました。

 

ST500LT012 Z77 SATA接続

 

カクうす9に接続したベンチマークスコアと、ほぼ同一のスコアを叩き出しています。

通常はUSB変換によるオーバーヘッドである程度のスコア低下は見られるのですが、そんなことはみじんも感じさせない、素晴らしい速度です。

 

SSD版は変換チップがボトルネックとなり残念な結果になっていますが、HDPX-UT500シリーズはかなりお勧めなモデルかもしれません。

  • 購入金額

    12,000円

  • 購入日

    2013年05月頃

  • 購入場所

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