個人的にKORGブランドの製品が好きで、MIDI音源も複数所有していましたので、PC接続用のコンシューマー向け製品として発売されたこの製品も一応買っておいたのです。
ただ、品質に定評ある楽器メーカーであるKORGと、オーディオメーカーであるONKYOが共同開発したと名乗るには、残念ながらあまりにも音質が良くありません。後のONKYO製PCオーディオ製品のような低ノイズというわけでも無く、音の傾向も薄っぺらいもので、希望小売価格の34,800円は実力に対して高額すぎたといわざるを得ません。
ただ、強いていえばオーディオ入出力はデジタル(同軸/光)・アナログの双方を完備し、それ以外にもマイク入力やMIDI入出力、さらにはUSBハブと多くの端子を備え、これ1台で色々な用途をまかなえる多機能ぶりには価値があったということなのかもしれません。
一時期サブPCとして使っていたPC-9821Ra18/N20に、玄人志向 IFC-USUP-TX(CHANPONボード)を介して使っていたことがありますが、音質的なメリットが乏しかったことに加え、標準添付のACアダプターが故障して常用が難しくなってからは他の製品と交換してしまい、それっきり使う機会は無くなってしまいました。
当時はUSBサウンドユニット自体がそれほど普及しておらず、割高感を感じる価格設定にもやむを得ない部分はあったとは思うのですが、出てくる音質から考えればやはり高すぎる製品でした。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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