レビューメディア「ジグソー」

LMEにしてはちょっとカマボコ寄りに聞こえる

テキサス・インスツルメンツから発売されていた2回路入りオペアンプです。LME49990共々、現在は製造終了(obsolete)しております。

更新: 2020/06/09
音質

見通しは良いほう、でもカマボコ寄り

LME49990の両面実装と比べ、無補償でも見通しは良いように思います。但し、より高価な石(MUSESシリーズやLH0032等価回路ディスクリートなど)に比べると一歩譲るようです。スペクトル的には特に低域や高域が大きいということもない、というよりややカマボコになるようです。

 

過渡波形を見ても、まともなものが出ています。

過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)

更新: 2020/06/09
使い勝手

電源電圧は据え置き向き

データシートによると電源電圧は±5~±17Vなので、ポータブル機器より据え置きに向いているようです。

今回は変換基板に実装済みのモジュールでしたが、1個のパッケージに2回路入っています。

更新: 2020/06/09
コストパフォーマンス

それなり

LME49990と比べるとそれほどコストパフォーマンスが良いとは言えません。しかし、それはLME49990が異常だったのであってLME49880が取り立てて悪いということではありません。それなりといったところでしょう。

 

更新: 2020/06/09
発熱

発熱がすごい石

LME49990やTHS4631と同様、発熱の凄まじい石です。24V駆動のcMoy回路で使用した場合、外気温26.2℃に対し、サーマルパッド(普段ならパッケージの表面温度を計測するのですが、私が入手した実装済みモジュールは裏面実装だったためサーマルパッドで計測しています)の温度が43.8℃程度まで上昇しました。

  • 購入金額

    1,200円

  • 購入日

    2016年12月頃

  • 購入場所

    デジット

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