2012年の自作PC市場で言うと、音楽的な性能は、[Core i7 3970X」です。
とんでもない熱を発生させるものなのですが、冷却をしっかりとしてやれば、その分性能を発揮できるのです。
今回ご紹介する、このLMA49990も、同じようなパターンの製品です。
あまりにも熱くなるので、放熱をしっかりしないと性能を発揮できないのです。
比較対象がないのでわかりにくいですが、オペアンプ1つの大きさは5mm程。
実際にみて、
すごく…小さいです…
と思ってしまうほどです。
これくらい小さければ、熱量が大きな製品は爆熱といわれるわけです。
さて、どうやって冷却製を確保するのかと言うと、実は、基盤をつけた状態では、サウンドカードを囲っているカバーと若干干渉します。閉まらないわけではなく、しかも接触部分は金属なので、CPUクーラー&グリスと同じようにしてやれば、しっかりと冷えてくれるという計算です。
もちろん、グリスを使ったらとりにくく後が大変なので、
AINEX HT-04 シリコーンゴムシート
こういったものを取り付けておけば、放熱はしてくれると思います。
グリスよりは冷却性は落ちるものの、放熱先は巨大なシールドですから、冷却は追いつくと思います。
さて、取り付けて実際に聞いてみた感想ですが、
脚色などそういったものを一切排除した、非常に素直な音です。楽器やボーカルの音、音の高低関係なくすべての音を拾ってくるイメージです。
脚色がないので、2次回路側のオペアンプは好きな音質のものを選ぶことになります。
私がこれを選択した場合は、やはり低音重視型の製品ですね。
49990には、同じ会社のLME49880というものが非常にマッチしているらしいのですが、オークションで出回っているのは基板に取り付けただけの状態のものなので、少し調べてからでないと、難しそうです。
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購入金額
700円
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購入日
2012年12月17日
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購入場所
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