東芝扱いの3.5インチ1TBハードディスク。その実態は、コンシューマ向けモデルとして真っ先に1TBプラッタを採用したHGSTの「7K1000.D」の同等品。なので下記レビューをごらんいただいてもだいたいコレの内容。
7K1000.D自体は2011年発売とPCパーツにしては年数が経ったモデルだが、180MB/sを越えるシーケンシャルリード・ライトを備えつつ静音性や振動の少なさを持ったバランスのいいモデル。7K1000.Dはお気に入りですでに3台使用しているのでこれで実質4台目だ。
7K1000.Dが発売されたのはHGSTがWD傘下に入った頃だったので、今後の供給がどうなるのだろうと心配していたが、未だにHGST名義、そしてこちらの東芝名義の同型が新品入手できる。
もうご覧の通り全く同じな外観。基盤の色が異なるが、手持ちの7K1000.Dでも基盤色は異なるものがあるので製造時期の関係だろう。
今まで持っていた7K1000.Dは購入時期に関係なく2011年~2012年初頭の製造品だったのだが、今回のDT01ACA100は2013年12月製造とできたてほやほや。
しかし当然だがベンチ性能に差はない。ドライバ等による誤差の範囲だ。ランダムは若干弱めだがシーケンシャルに関しては相変わらずのトップクラス。
SMARTもしっかりとTOSHIBA名義になっている。帰宅直後に確認したので温度がトンでもない事になっているがこの後部屋あっためました。
但しこの個体、何故か今まで使っていた7k1000.Dより消費電力が最大で0.8W程大きくなっている。計測環境(ACアダプタ調子悪くなった?)によるものなのか、モーターか何かが若干仕様変更入ったのかは不明。まあ通常使用では気にする事もないレベルの差だし、それ以外は動作音等に変化はない。
DT01ACA100(Dec 2013) idle 5.5W / read 8.9W / 9.0W
7K1000.D(Sep 2011) idle 5.1W / read 8.3W / 8.2W
※ワットモニターで計測 ACアダプタで1Wほど消費 Read/WriteはCDM中の値
コイツのライバルはやはりHGSTの流れを汲む東芝HDD「DT01ACA200」…いうなればコイツの2TBモデル。
こちらのレビューを見ていただければ判るのだけど、後発故か容量はもちろんスコアに関しても7K1000.Dに対して若干の強化が見られている。そして実売価格は容量が倍なのに2000円差程度。消費電力も大差ないどころか、今回のDT01ACA100の実測値と比べると同等といえるレベル。今回は使い方の関係でまず1TB以上使わない&極力値段を抑えたいのでこれになったが、使用容量次第では2TBモデルを考えたほうがいいだろう。
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購入金額
5,580円
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購入日
2014年02月01日
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購入場所
TSUKUMO
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