USB接続タイプのシリアルROMライターです。
送料込で39.95ドルでした。
ZIFソケット一個でも結構するので安いですよ。
内容物
- 本体
- USBケーブル(A-B)
- ACアダプタ (コピーモードのときに使います)
- SOP8/SOP16 to DIP8変換アダプタ
- SOP8/SOP16 to DIP8変換アダプタ (2列ピンヘッド付)
- SOP16 to DIP16変換
- 8cm CDROM (USB Driver, アプリケーション)
SOP8-DIP8変換に正常に動作する SPI ROMをはんだ付けして取り付けたところです。
なんども、取り付け・取り外しをやったので、はんだのフラックスが表面にこびりついてます。
機能
シリアルROM認識
シリアルROM供給電圧自動判別
シリアルROM 消去・読込・書込
シリアルROMコピー
Windows 2000/XP/Vista/7 32bit で使用できるドライバ、アプリ付です。
対応するシリアルROMは、24,25,96としか書いていないのでちょっと戸惑いますが、つぎの3種類の接続方法をもつものを指します。
- MICROWIRE接続 EEPROM (93C*)
- I2C EEPROM (AT24*など)
- SPI FLASH ROM (AT25*, SST25VF*他)
注釈
MICROWIRE接続 EEPROM (93)
93**はナショナルセミコンダクタ提唱の4線式のシリアル接続方式 MICROWIREを採用した、小容量(1Kbit~64Kbitぐらい)の不揮発メモリです。
NICのMACアドレスとか、音量設定、電話番号など、電源を切っても機器の設定を保持する目的で使われています。
I2C接続 EEPROM (24)
24**は フィリップス提唱の2線式のシリアル接続方式 I2C を採用した、128bitから数Mbit程度の不揮発メモリです。
2線といっていますが、電源ラインと双方向のオープンコレクタ信号線(SDA,SCL)の3線になります。
現代のPCではI2Cバスを使うものとして、
- DIMMのSPD
- VESA DDC におけるディスプレイの解像度などの情報保存用ROM
SPI接続 FLASH ROM
1Kbitタイプから、4M/8M/16Mbitタイプなどバリエーションが多く、ファームウェア、BIOS用に使われている現在主流のシリアルメモリです。
I2Cが双方向にして信号線本数を削減していますが、モトローラ提唱のシリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI) は、そこそこ高速な転送目的のため、
- 入力、出力で分離している
- スレーブセレクト信号が分離している
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購入金額
3,324円
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購入日
2012年11月頃
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購入場所
eBay
eulerさん
2012/11/21
確かに送料込みでその値段なら安い方かもしれませんね。
はにゃさん
2012/11/21
SOP8用のZIFアダプタ買うとほぼ同じ値段だったりします。
あと注文・決済後10日で届きましたんでよかったです。
4Mbをautoで書き込み、べりファイまで入れても10秒弱なんで、十分満足してます。
量産してるわけじゃないので、シリアル対応のギャングプログラマはいらないですし。