●Canon IXY 430F (GL)
1,610万画素1/2.3型裏面照射型CMOSにDIGIC 5を搭載した今年の夏の製品です。
ベースモデルはIXY 420Fで無線LAN機能のみ強化されたマイナーチェンジモデル。最近のコンデジではお馴染みのフルHD動画撮影機能に加えてWi-Fi機能を搭載しているのが特徴です。
本体カラーは”パープル、シルバー、ゴールド、ピンク”の4色。
購入した本体はゴールドです。価品のため選択肢はありませんでした(^-^;
<基本スペック>
・撮像素子:約1,610万画素、1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)
・光学ズーム倍率:5倍 (デジタルズムームの超解像度で10倍相当に対応)
・開放F値:F2.7(W)-F5.9(T)
・液晶パネル:3.2型タッチパネル(アスペクト比16:9、約46.1万ドット)
●Wi-Fi機能
IXY430Fの特徴として本体に無線LAN機能を内蔵しています。
初回に初期設定は必要ですが一度設定を行ったあとは”メニューボタン>無線LANアイコン>接続機器のタイプ>接続先”の4ステップでアクセスポイント経由でPCからIXY 430FのSDカードにアクセス可能です。Wi-Fi機能を搭載したSDカードも安くなっていますが手持ちのSDカードを流用できるという意味で優れた機能と言えます。
PCのほかに無線LANプリンターやスマートフォンへアクセスすることも可能なようです。
ちなみに撮影しながら無線LANアクセスすることはできないようです。
無線LAN接続で13.3MBのデータをPCへ送るのに約8秒でした。PC上からSDカード内のデータの削除も可能です。データ転送のためにUSBケーブルを挿したりSDカードを抜かなくて済むの楽で良いですね。
●バッテリー
バッテリーはCanon バッテリーパック NB-11L。3.6V 680mAhと薄さを優先しているようで容量は少なめです。
通常使用(撮影や無線LAN接続など)でどの程度使えるのかはまだ分かりませんので、しばらく使ってみてから感想を追記したいと思います。
●操作性
液晶パネルは3.2型(46万画素)のタッチパネル方式で基本的な操作はタッチパネルで行います。メニューボタンのみ右下に物理的なボタンが付いています。
タッチパネルの感度は最新鋭のスマートフォンに比べてしまうと若干反応が悪いようで認識しないことが多々ありますが我慢できないレベルではありません。
メニューの構成はタッチパネル用にアレンジされていますが、基本的には過去のIXYシリーズに準じていますので旧モデルを使用していた方なら説明書は不要と思います。
●画質
色合いについてはIXY200Fより悪くなったと感じていたCMOS機のIXY 210Fより良くなっています。
高感度センサー×DIGIC 5と最新鋭の手振れ補正マルチシーンISのおかげでしょうか。
高級コンデジに比べれば落ちると思いますが色合いについては意外と悪くないです。
上の写真は800x600にリサイズしてありますが色合いや輝度などは弄ってません。
(プログラムモードでホワイトバランスのみ弄ってあります。)
210Fと比べると色合いはかなり自然です。
こちらは上の写真の縮小前のデータから1024x768ドット分切り抜いた物です。(マクロ撮影というわけではありません)小さいチップ抵抗の数字も読み取れるくらいシャープです。
210Fはマクロ撮影でのAFがダメダメでしたので430Fで正確になっているのには助かりました。
●感想
カメラの機能とは直接関係ない部分ですが垂直に立たせたときの安定感がイマイチです。机の上に立たせて置いたときに倒れてしまった事が何度かありました。この程度で故障はしないと思いますがラフに扱いたいという場合には若干注意が必要かもしれません。
とりあえず簡単にテストしてみた感じでは悪くないかなと。タッチパネルでの操作は少し感度が悪いような気もしますが慣れの問題かもしれません。もう少し使ってみて気づいた点があったら追記で初回します。
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購入金額
10,980円
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購入日
2012年11月11日
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購入場所
リーダーさん
2012/11/20
しかも写真もレビューには問題ないぐらいですね。
お手頃だし用途によってはこれ一つで完結しそうです。
Sheltieさん
2012/11/20
本体のWi-Fi機能で普通のSDカードも無線LAN接続できるので意外と便利でしたw
画質に関しても最大解像度で撮影して解像度を落とせば高解像度ノイズも気にならないのと、CMOS機特有の色合いの悪さもDIGIC 5でうまく調整されているので良い感じです!