個人でも購入できますが、法人モデルです。

スペック

CPU:Core i3-2328M(2.20GHz)
OS：Windows 7 Home Premium SP1 64ビット 正規版 （日本語版）
メモリ：2GB (2GBx1) →8GB (4GBx2)
HDD：WD 3200BPVT-75JJ5T0 320GB
モニタ：15.6インチ HD WLED 非光沢 モニタ(1366x768)
ドライブ：DVDスーパーマルチドライブ

メモリだけ増設しました。

外観

高級そうに見えますが、プラスチック素材です。かなりベコベコしています。

ちょっと衝撃とかには弱そうです。

裏側

CPU付近に吸気口があります。

昔のDELL PCでは裏側からアクセスすればHDD交換も簡単でしたが今回のノートではかなり分解しないとダメそうです。

左側面

左から「CPU熱の排気口」 「LAN」「D-sub」「HDMI」「USB 2.0」「マイク」「ヘッドフォン」になります。

右側面

左から「USB2.0x2」「光学ドライブ」になっています。マウスを右側で操作するときにUSBが若干邪魔に感じます。

全面

アクセスランプがありますが、光が弱いです。 その下にカードリーダが付いています。これは嬉しいですが、SD-MMC-MSにしか対応していません。

普段はゴミなどが入らないようにプラスチックのカバー(?)が挿入されています。

少し安っぽいのが残念です。

ディスプレイ

全面にカメラが付いています。

ディスプレイはLEDのTNかと思われます。

あまり良いディスプレイとは言えません。

若干ムラが感じられますが、苦痛ではありません。

長時間使うと目が疲れます。

キーボード

ゴミなどが入らない設計になっています。

水など少量ならすぐに拭き取れば安全です。

この下にメモリがあり、増設する場合にはキーボードを取り外す必要があります。

CPUは数字の1あたりにあるみたいですがそんなに熱くなったりはしません。

メモリを増設してみました

DDR3-1600のメモリですがCPUがSandy BridgeなのにマザーボードはIvy Bridge対応のHM75マザーボードです。

また、USB3.0はありません。全部USB2.0です。

CPUのコントロールはBIOSから設定などは出来ません。

見た目は1600MHzで動作しますが、実際にCPU-Zで見ると1333MHzに制限されます。

全体的なスコアは以下の通り。

CPUだけはやたら早いですね、HDDなどがちょっと残念です。

用途によってはSSDなどに変えると良いかもしれません。

グラフィックはIntel HD3000なので、かなり優秀です。

TMPGEnc Video Mastering Works 5の体験版でエンコードテストをしてみました。

素材：30分の実写とアニメーションが入ったTSファイル

解像度：1440x1080→1280x720 のx264(mp4)にしてみました。

ビットレート:2.5M

品質:61

CPUだけのエンコードでは55:29でエンコード出来ました。

GPUエンコードですと、30:43でした。

画質はデフォルトのものを使いましたが違いが分かりません。

一昔のC2DのQ6600くらいの性能はありそうです。

QSVエンコードならば使い物になりそうなくらいの性能です。

CPUの温度について

室温：24℃

最低：39℃

最高：51℃

熱くなると排気FANがフル回転します、音はやや大き目です。

手をかざすと温風が出ているのが分かります。

長時間作業をするつもりならば、PCクーラーなどを使った方が良さそうです。

HDDの温度について

室温：24℃

アイドル時：33℃

ベンチマーク時：38℃

以外に熱くなりません、むしろ低いくらいです。

チップセット温度

室温：24℃

最低：44℃

最高：52℃

CPUよりもこっちの排熱が出来ていない感じがします。

裏側を触ってみるとかなり温かいです。

全体的によく纏まっていると思います。

スペックとしては高い方ではありませんが、一般事務用途では十分な性能を発揮します。

ただ、残念なのが初期状態でのメモリの少なさにより全体的にもっさりしています。

メモリ増設後も多少は軽くなりましたが、常駐しているウィルス対策ソフト(サービスで15か月無料)が常にスキャン状態なせいか、HDDへのアクセスを邪魔しています。

これらを切ればかなり快適に操作することも出来ます。

また、HDD内部にはリカバリ領域として10GB保持されていますがユーザーからはアクセスできないようになっています。

HDD交換の際にはこれらもコピーしないと動作しないかもしれません。(試していません)

一つの作業を行う分には十分な性能ですが、複数ソフトを起動させると少しもたつきます。

気になる方はSSDなどを利用しても良いかもしれません。

以上です、何かありましたらコメントください。

ご視聴ありがとうございました！