初めてのレビューです。
私は情報系の学生です。
という事でノートPCは必須なアイテムであり、仕事で使う人と同じくらい使っていると思います。
企業では持ち出し禁止うんたらとかあるのと思うと学校なので仕事で使われるよりもしかしたらもっとハードかもしれません。
とりあえず、総評を前もって述べておくとキーボードが好き、ThinkPadが好き、という人以外は買わない方が良い可能性が極めて高いです。まぁ私が外れだっただけかもしれませんが。
では、全体的に項目ごとに勝手にまとめて書いていきます。
【堅牢性】 ◎
一回ふざけていて3,40㎝のところから机に落としました。
でもトラブルはありません。ちょくちょく変な圧力(・・・まぁつまり手をついてしまうとか)を掛けそうになって慌てる、とかしてますけど液晶に圧力でやられた後とかはついてません。
でも、本体は強くても表面は弱いようです。
身に覚えがないんですが、天板にえぐれが。切ない。
【性能】 ◎
もちろん、重量との比較での◎です。
この軽さで14インチという大きさ、まず素晴らしい。
13インチのVAIO SBとほぼ同じフットプリントです。
RAMは8GB、充実ですね。欲を言えば16GBほしいですがまぁ8GBでも足りなくはない。
SSDは独自規格で変えがないです。M.2のような大きさ、規格はSATA3という。
付属品SSDが怖いと思う私ですがトラブルはありません。十二分に速いです。
そしてCPU、今のモバイルノートはやばいですね。モバイルだからこれは・・・なんて思う事はほとんどありません。
確かにエンコードとかは物足りないですが求めるのは野暮かと。
【冷却】 ○
あくまで、Ultrabookとしてみて、です。
ちゃんと冷えてます。ある程度の間なら3GHzまで4スレッドでTBが効きます。
ただ、Prime95とか回すと90度を超えてしまうのが残念。
膝の上に載せておくと熱でやられそうです。真面目な話、膝にPCは熱で生殖器に悪い影響を及ぼすらしい。
ここまでなら断然△ないし×なのですがこのPCの素晴らしいところはふくろう羽根ファンです。
ふくろう羽根ファンとは、ふくろうの羽根をヒントにLenovoが開発を続けているファンでこれのおかげでものすごく静かです。
無音、とまではいきませんが友人のZENBOOKはああ・・・ファン回ってるね
っていう音が割としているのにたいしてこっちはエンコードやコンパイルをしなければ静かです。所謂図書館で使っても迷惑じゃないPCです。
【携帯性】△
携帯性については△です。
軽い作業しかしない日帰り(=私たちの授業程度)には十分ですがそれを超えるとかさばります。
ビジネスノートとしてみてはRGB端子が直接ついていない事、これはまず大きなマイナス。
せめてHDMIでもあれば今時のプロジェクターにはつながりますがこいつはMiniDisplay Portなんです。
MicroHDMI端子くらいつけてくれてもよかったんじゃない?と言わざるを得ません。
MicroHDMIならスマホ用に持っている人がいるでしょうけどMiniDPの変換なんてマカー以外に持っている可能性は低いのでもし忘れてしまったときの手配が難しい。
ThinkPadのWシリーズなんかだと4Kのディスプレイにつないで、なんてする事を念頭にDPを搭載するのは分かるんですがこのCPUでDP対応、あんまり利点を感じません。
そして急速充電に対応するが故に巨大化したACアダプタ、これも邪魔すぎる。
あくまで自己責任ですが、私はideaPad用の65Wの物を用いています。非常にコンパクトになる。
ところでうまくACアダプタの大きさを伝える写真を撮りたい。
そしてバッテリーの駆動時間は使い方により3,4時間で切れてしまいます。
せっかくの超軽量ノートPC、だからといってあんまり出かけられないのは残念。確かに究極まで軽さとバッテリーを有線するLet’s Noteとは住み分けがうまくできているとはいえますがね。
そして昔からのThinkPadのユーザーからするとこの見慣れない形のコネクターは非常に厄介。
家に丸い20VのACならまぁまぁ余ってるのですがこの四角い20Vなんてもちろんありません。
海外のLenovoではその変換アダプターを売っています。正直1つくらい付属させてくれてもいいんじゃないの?
【キーボード・トラックポイント・トラックパッド】◎
あくまで前もって断っておきますが私はトラックパッドは使いません。
少し触った感触としてトラックパッドは使いにくそう、というそれだけでしたが私からすると使う気がないのでノーカウント、という事で減点なしです。
キーボードは7列のThinkPadが好きだった身としてはさみしいですがVAIO ZなどのとんでもないストロークのないキーボードのPCが蔓延している事を思えばUltrabook史上最高だと思います。
→ThinkPad X240のほうがよりストロークは深く、私の好みな感じでした。
トラックポイントのクリック部に関しては広く大きく、そして低くなり押しやすい。
T400のクリック部も結構癖があったように私は感じました。
兎に角、トラックポイント付きの実用的なノートPCである事は素晴らしい。
英字配列のキーボードに換装していますが、右下のキーが一般的なキーと同じ大きさになりはかどります。
【メンテナンス性】◎
まぁさすがはThinkPadというところでしょうか、裏のねじを外して適当なところに手をかけてぺりぺりと剥がすとめくれます。めくれば簡単にSSDも見えます。バッテリーも見えます。どちらも独自ですが。
CPUクーラー部も見えるので気になるところの掃除はばっちり!
ただ、そのおかげで右手前が時々ぺきぺきなるようになりますね。
【AV面 】○
スピーカーとディスプレイをまとめてAVにしました。
スピーカーは音割れこそはないものの高音質とはいいがたい上、音量が小さいです。
一方、ディスプレイは目が疲れない、という意味では良いディスプレイです。
言い換えると発色は少し鈍いです。
【信頼性】×
壊れましたね、かなり。
1年以内で修理した箇所は無線LAN、指紋リーダー、キーボード、バッテリー、SSDと充実した修理の回数。
偶然外れともいえますがどうにも不満は残る。ソニータイマーとか騒がれるけどVAIO SBなんてトラブル知らずなだけになんとも。
追記です。
このThinkPadはThinkPadのX1やLaVieZなどの機種と同じ長方形のACアダプタの端子をしてるんですが
真ん中のプラスチックがどこかに言ってました。ありえないよこれ・・・・・・・・。
ところで、新型カーボン触ってきました
天板がこれはしっとりと少しグリップ感のある感じ
パームレストがさらさらとしてまぁまぁ好きな感触なんですが
新Carbonは安っぽいプラスチックみたいな感触でした。
キーボードもイマイチだし正直液晶とCPUと重量は進化、後はみんな退化といった印象を受けました。
追記2
友人のThinkPad X240触ったらやっぱりThinkPad良いなぁ・・と改めて感じてしまいました。
私はThinkPadから離れられないようです。
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購入金額
175,000円
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購入日
2013年01月01日
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購入場所
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