十数年前に購入したリテール版です(;=゚ω゚)=333
【モデルナンバー(実クロック)】300GP / 233MHz(66×3.5)
【コードネーム】M2
【製造プロセス】0.35um
【L1/L2キャッシュ】64KB / 無し
【コア電圧/TDP】2.9V/不明
【主な拡張命令】MMX
【Socket/Slot】Socket7
【OPN】無し
【リリース時期】1998年5月
【発売時の記事】Akiba pc hotline!(バルク品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/980516/mii300...
cyrix社のPentiumⅡ対抗のSocket7CPUで、実質、前世代の6x86MXのリネーム品です。
6x86や6x86MX時代はリテール品で販売されることが少なく(6x86はあったのかどうかも知らないですが・・・)、目立たない存在でしたが、ナショセミが親会社になった途端リテール版が登場しました。
ただ、リテール品と言ってもCPUクーラーが付属せず、何の為のリテールだ?という気がしないでもないです(^^; cyrixの場合、バルク品でもCPUのフチの部分にCX-JAの捺印があると日本法人を通した流通分となり保証が受けられました。
この300GPは恐らくMⅡで最も流通が多かったと思います。
浮動小数演算が苦手なCPUですが、VIAのグラフィック統合チップセットのMVP4と組み合わせてDVD再生支援を有効にすると普通に再生できました(;=゚ω゚)=333
また、Socket7ではL2キャッシュ(SRAM)がマザーボードに搭載されていました。(K6-Ⅱ+とⅢは除く) このSRAMに高速にアクセスする方法として、Intelのパイプラインバーストという転送モードがありますが、6x86系では(特許回避の為?)リニアバーストという転送モードがあり、信者が熱狂していました(;゚∀゚)=3 実際には7%程度の性能UPになったと言われていましたが・・・
ちなみにあまり知られていませんが、Socket7は321ピンあり、MⅡは296ピンしかありませんでした。但し、後に登場する0.25umプロセス版の2.2V駆動品は321ピンになっていました。
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購入金額
5,000円
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購入日
1999年頃
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購入場所
大阪日本橋のどこか
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