何か適当に安いSSDを買ってこようと物色していたところに発売されたのがCORSAIRのNEUTRONシリーズです。

　非常に興味をそそられたのでIYHしてきましたが、懐事情によりGTXは見送りです。

　SATA3の文字がやたらでかいですね。

　READ UP TO 90K IOPS

　WRITE UP TO 45K IOPS

　の文字が小さいじゃないですか。

　パッケージ裏には堂々の「5年保証」の文字が！

　箱から取り出していると、いつもと変わらないCORSAIRのSSDといった雰囲気ですね。CORSAIRのSSDは今まで買ったことありませんが。

　NEUTRONの公称値は、

シーケンシャルRead 555MB/s

シーケンシャルWrite 211MB/s

ランダム4kWrite 85k IOPS

　昨今のSSD性能合戦を鑑みると、あまり速くはないですね。もっとも、個人的にはシーケンシャルReadWriteの数値よりも4kWriteの数値を気にします。その点は期待してもよさそうです。

　では、さっそくPCに搭載してベンチを測ってみましょう。

　今回搭載したPCの基本構成は、

CPU：FX-8150

M/B：ASUS M5A99X EVO

OS：Windows 7 Pro 32bit

となります。

　OSをインストールし、アップデート済みのシステムドライブとして計測しています。

　まずは、CrystalDiskInfoで状態を確認。

　ネットで他の人のレビューを見てから気がついたのですが、温度が高いですね。HDDと変わらないというのは少し怖くなります。

　SSD Lifeによると寿命は9年。マジで？

　CrystalDiskMark　ランダム。

　0Fill。

　1Fill。

　基本的にはブレが少ないですね。0Fillの4k Writeだけ妙に伸びていますが……。公称値に届かないうえに、4kも期待したほど速くはないですね。

　続けてAS SSD Benchmarkで計測します。

CrystalDiskMarkよりも厳しい数値が出ていますね。ちなみに512Bの数値だけ、何度もエラーが出て計測できませんでした。

　さらにAS SSD Copy-Benchmark。

　最後にAS　SSD Compression-Benchmark。時折落ち込んでいますが、概ね安定しています。

　そして、ATTO Disk Benchmarkの結果です。

　笑えるほどWriteが安定しています。ようやくNEUTRONの良さ（？）が出てきたのかな？

　最高速度は望むべくもないが、安定して一定速度を維持できるというのがNEUTRONの特性なんでしょうか。なんだか面白い製品ですねぇ。このまま使い続けて5年間ノートラブルで行けるか確認してみたいところですが、たぶん無理でしょう。

　性能の向上が著しいSSD業界ですから、次は何が来るのか楽しみですね。