レビューメディア「ジグソー」

充分な描写性能を持ったボディキャップは、間違いなくレンズだった

昨日の日記に書いたレンズです。

ボディキャップレンズと言う名前のコイツは、メーカーからはレンズアクセサリーとして10月12日に発売されたばかりの新製品です。

発表された直後、Amazonで予約しました。当初、10月上旬発売予定とされていましたが、その後10月12日の発売となり、13日にAmazonから届きました。

  

ボディキャップレンズなので、ボディキャップと並べてみました。

  

厚さはわずかに9mm。

  

ボディキャップよりも、少しだけ厚いもものの、レンズとしては驚異的な薄さです。

 

常用レンズとしていたパンケーキと比較してみます。

  

充分に薄くてコンパクトだったパンケーキレンズでも、装着した状態でポケットに入れることはできませんでしたが、ボディキャップレンズなら、装着したままでズボンのポケットに入れることができました。

 

レンズとしての仕様

 

レンズ下側にあるレバーは、一番左(|位置)でレンズバリアが閉じるようになっており、そこから右に動かしていくと、∞(無限遠)、◯(パンフォーカス)、0.3m(最短)の各位置で止まるようになっている。

  

通常は、パンフォーカス位置で使うことを想定しているらしく、この位置で止めやすくなっている。

∞位置は、パンフォーカス位置からわずかに左に寄せた位置なのだが、この位置にはクリック感が殆ど無く止めにくい。

近接撮影時は、0.3m位置に合わせるのだが、実は止める位置によって焦点距離が変わり、厳密には被写体との距離によってピント調整ができたりする。

ただ、PENの液晶上で厳密にピントを合わせるのは至難の業・・・

 

肝心の写りだが、その見た目からくる印象では、トイレンズっぽくピントが甘く、周辺のボケた写りを予想していたのだが、結果は予想を裏切るものだった・・・

 

 

 

色収差や周辺減光はあるもののそれほど気になるものでは無く、写りは意外にシャープ!

最短撮影距離の30cmも、焦点距離15mm(30mm相当)F8.0のレンズでは、ハナから大きなボケをは期待しちゃいけない。

しかしながら、この写りを見て、5,000円に満たない絞り固定のパンフォーカスレンズで撮ったものだってわかるだろうか?

 

マイクロ一眼のPENを、更にコンパクトにでき、ピント合わせもいらないパンフォーカスならではの手軽さでシャッターチャンスを逃さない。

 

普段持ちの常用レンズとして、パンケーキとその座を争うレンズになりそうだ・・・

 

オリンパスさん、これって、レンズとして販売しても充分な商品だと思いますよ!

 

  • 購入金額

    4,914円

  • 購入日

    2012年10月13日

  • 購入場所

    Amazon

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