このHDDは、今のタイミングで私がレビューする予定ではなかった。
というのも、こいつは「イタダキモノ」なのだ。
「WD Redが当たる! WDストレージアンケート」
http://www.dosv.jp/wd/hdd2014/
という懸賞付きアンケートを回答したことによって見事、当選者となったようで、
先日、「DOS/V パワーレポート編集部」より物だけが突然に送られてきた。
おそるべし、懸賞の魅力。
侮るなかれ、アンケート。
ありがとう、パワレポよ。
今回のレビューでは、このHDD自体のレビューを行うとともに、
レビュアー選出された「インテル(R) SSD 730 - NEW YEAR CHALLENGE 2015 -」の
プレミアムレビュー時にも、このHDDを活用したいと思っている。
というのも、現在、自作メイン機のHDD構成は、システム用に1台だけ。
更に容量は1GB。システムやゲーム、アプリケーションや動画データなど、
全てを1つのドライブでやりくりするのに苦労しているからだ。
その、今のシステム用HDDのベンチマーク結果がこれ。
まあまあの速さではあるが、やはり1台では心もとない。
実は、増設用のHDDとして「WD20EARS」を少し前まで使っていたのだが、
容量限界ギリギリまでデータを詰め込んでいるため、今は保存用に避難させているのだ。
なので、この「WD20EARS」は、SSD換装時のシステム増強用には使えないと判断。
レビュー用のSSDが届くまでにHDDを1台調達する必要があると考えていたのだ。
そこに、懸賞で当たった新しいHDDが舞い込んできたわけで。なんというタイミングだろう。
これを使わない手はないということで、現システムからHDD2台構成で行くことにした。
さっそく、認識させて使えるようにしよう。
パッと見、姿や形はRed「WD20EFRX」もGreen「WD20EARS」と良く似ている。
ただ、使っていて思ったことはディスクアクセス音が結構違う。
Greenは「カタカタ、カタカタカタ・・・」と乾いた音が結構耳に残るのだが、
Redは「コト・・・コト、コト」と低めで聞き耳を立てないと解りにくい音を立てる。
その点でも、常用で使うにはやっぱりRedの方だろうなと思った。
それでは、さっそく接続して起動してみるとしよう。
パソコンを起動させると、ディスクの管理でしっかりと認識している。
ディスク 0: WD10EFRX
ディスク 1: WD20EFRX
パッパッと選んで、ハイ。
この通り、5分も掛からずに増設完了。
昔、DOS全盛期の頃にドキドキしながら format コマンド叩いて、
処理が終わるまで待ち続けていた頃と比べたらなんだろう、とっても簡単で
手軽に増設が出来ちゃうようになっちゃったな。
「2TBも増やしたんだ。もっとこう、手間かけてもいいんだぜ?」
と感じるくらい、クイックフォーマットの威力を思い知ったのであった。
ゆとりMAX状態のまま、続けてベンチマークも取ってみた。
おおー!システム用の「WD10EFRX」よりも幾分速いではないか。
これがこいつの「ありのままのすがた(速度)」なのか!
※イマドキのHDDがどれくらいの性能か知らないため、驚き方が異常かもしれない
とにかく、これでシステムへの増設用に2TBの容量を確保できた。
SSDに換装したあとは、こいつにデータやアプリを振り分けていくことにしよう。
HDD増設のレビューとしては、これにて終了。
単純に容量で見れば割と高し!けど損はさせない
コストパフォーマンス重視で選ぶとWDのHDDでは「Green」シリーズが
筆頭に上がるだろう。つい、そちらに目が行きがちになるが、
Redは通電サポート時間が24時間x7日(Greenは8時間x5日)であったり、
保証期間が3年(Greenは2年)といった優位な点がGreenとの価格差を埋める
好材料となるだろう。
まあ、悪くはない。むしろ良いほうだ。
自分は、WDのHDDシリーズはもっぱら、GreenとRedを使っている。
Greenは主に動画などの保存用で、Redはシステム用にしている。
なのでRedシリーズは既に他のマシンも含めて長いこと使っているが、
不調になったり、トラブルを抱えたことも無い。すこぶる好調なのだ。
悪くはない。なんて偉そうに書いているが、むしろ良いほうだ。
WDとしては使い方によって5つのラインナップを用意しているが
NAS用途でなくても別にRedでなんら通常使用に支障はないと思う。
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購入金額
0円
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購入日
2015年01月09日
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購入場所
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