これは、去年の5月に販売が発表されたLeap Motion社による、
なんとも画期的なデバイスである。
ショッキングなほど細かい挙動に反応するこのデバイスは、
ギークたちの心を掴んだのであった。
そんな、ギークな一人は私。発表されるやいなや、
タイムラグ30分ぐらいで予約をしてしまったのであった。
数々のバグや、トラブルにより結局、発送はどんどん引き伸ばされ、
一時は詐欺なのではないかと思ったものである。
それも今日で終わり。実際に品物が届きました。
なお、この手のものとしては珍しく、Mac、Winどちらにも対応してます。
さて、前座はこのくらいにして、レビューに移りたいと思います。
まずは開封の儀からいきましょう。
すごく上品な感じの箱で、アップルを彷彿させます。
箱を開けると、Activateの為のサイトの場所を記した紙が入っています。
Welcome to a whole new world.
の文字。ワクワクしますね。いや、しかし、こんなのはどうでもいいのです。
そして、この一枚紙を取り除くとお待ちかねの本体です。
またもやアクティベートサイトが記されています。丁寧というかなんというか。
まぁ、このシール、汚れ防止も兼ねてるみたいなのでまぁ、よいのではないでしょうか。
そして、その下には、USBがあります。
なお、USBは長いのと短いの二つが入っていて親切設計です。
それぞれ、150cmと60cmです。
この気遣いは、素晴らしいですね。さすが作ってる方々もギークなだけあります。
本体は、こんな感じです。上部のセンサー部は鏡面加工。
側面はアルミの削り出しが非常に美しい仕上がりに。
そして、下部はゴムになっており、滑らないようにと
利用を考えた処理もなされている。
この部分のLEAPの刻印も、憎いくらいにかっこいいい。
さて、それでは、実際に使用するための準備を始めましょう。
以下のサイトから、ソフトをダウンロードするようです。
https://www.leapmotion.com/setup
ダウンロードするとすごくわかりやすいセットアップ動画の掲載されているサイトに飛びます。
すごくわかりやすい、セットアップ動画が用意されています。
さっきのギーク用というのは撤回ですね。
ふつうの人でも簡単に利用できるようになっております。
https://www.leapmotion.com/thanks
さて、さっそく、インストールしたソフトを起動します。
すると、Air Spaceのアカウント登録画面へ。
これは、Google Play や iTuneみたいなものです。
ただし、あらかじめ予約していた人はすでにアカウントを持っていますので
ログインするだけです。一応それぞれの画面を掲載しときます。
記載するのは簡単な情報のみです。
そして、これがAir Spaceです。ここに、自分の保有するアプリがストックされます。
新しいものはAir Space Storeをクリックし、ブラウザ上から購入、ダウンロード出来ます。
フリーはまだまだ少ないです。3$くらいのコンテンツが並んでおります。
なお、コンテンツは Air Space上で動作するわけではなく、
それぞれのOS上で起動します。
従って、コンテンツによってはMacでしか動かないとか、
Winでしか動かないといったことがあります。
これで、セットアップは終了です。では、早速使ってみたいと思います。
なお、タッチレスでOSを操作するのもダウンロードしなければならない。
それくらいは標準インストールしてほしいものである。
さて実際に使用しているシーンを動画で撮影してみた。
第一印象としては、なかなかシビアであると言わざる負えない。
結構、難しい。正直慣れが必要である。感度が良すぎるのである。
あと、やはり、腕の筋肉がモリモリになる兆候がありますね。
文字は、キーボード入力形式ではなく、フリック形式のものがあるといいですね。
PC用に普通はフリックは存在しないので、作るしか無いですね……。
なお、仕組みとしては赤外線か何かで両側二点から距離を図っているようである。
USB接続すると三ヶ所が光っているのを確認できる。
追加1:Google Earth
コレやってみたかったのですよね。mokaさんがコメントに書いてくださったので
せっかくなのでアップしてみました。
鳥になった気分ですね。手がですが。
トリプルディスプレイにして、やってみたいですね。
追加2: 検出サイズ検証
タッチペンでも行けますかという質問に答えて、どの程度の太さまで
認識するかの検証をしてみようと思います。
取り敢えず用意したのはこのビニールの筒と、ちっちゃいペグシル。
それぞれ太さは、左から、3mm,5mm,7mm,8mm,10mm,12mm,20mm
です。
ということで、最後は、卓球の柄とテニスラケットの柄を持ってきてしまいましたが、
最低ラインは4mmくらい。最大は35mmくらいのようです。
40mmも検出はできているのですが、トラッキングが綺麗にはいきません。
(ゴツゴツしているからという可能性もあります。)
タッチペンでお絵かきをしたいという需要にも答えられますね。
といっても、空中お絵かきですけど。
なお、コンテンツによっては認識する大きさを決めているものがあるようですので、
デバイスが認識していても、反応しないケースもあります。
ところで、購入に関しては、直接購入をおすすめします。
日本の楽○とか、もろもろで買うと二倍のお金をとられるようです。
直接購入でも、FedExなので、すぐ来ます。
あほらしいので絶対に間接購入はしないこと。
なお、購入は下記サイトから。
★良い点
・直感的な動作や連続的な動作がスムーズにできるのが魅力的。
(従来のマウスであれば、何回もドラッグしたり、クリックしなければならない)
・従来のセンサーに対してより繊細な動きを補足できる
・従来のセンサーに対し軽く、コンパクト
・安い
・近未来的でかっこいい
★問題点
・下からのみのセンサーなので、完全なる補足が不可能
(指同士が重なったり交差してしまうと認識不可、
ただし、ひとつの塊としては認識する。)
・そもそも、従来のOSやソフトウェアはキーボードやマウスを想定して作られているため、
マッチしていない
・Leapを使ってなにかやると言うよりは、やりたいことをいかにLeapに落としこんで
実行するかという、少し本末転倒な印象を受ける。
【開発】
ここからは、プログラミングにあまり慣れていないTakOnuが開発をしていこうという
セッションになっております。説明で終わり、結局開発まで至らない可能性が、
200%ですが、生暖かく見守っていてください。
なお、アイディアはあるけどプログラミングとかはチョットという方は、
The Leap Fundにてアイディアを提案することができます。
ということで、挫折した暁にはこちらから提案でもしましょ。
さて、早速、SDKを手に入れるために、Leap Motionの
デベロッパーホームページへ向かいます。
Downloadsというところから、Sample CodeやSDKを手にいれることができます。
なお、ここから使用する言語はPythonとなります。
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購入金額
8,000円
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購入日
2013年07月23日
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購入場所
Leap Motion (Pre-Order)
mokaさん
2013/07/23
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/07/23
これ、すっごく気になってたんですよ。
いろいろなモノと組み合わせて、アレもしたいコレもしたいと妄想していたブツです。
レビューに来て欲しいなぁ~ww
オセロットさん
2013/07/23
一度ためしてみたいものです.
もっとも,保守的な私は
すぐにキーボード,マウスに戻ってしまうでしょうが.
カーリーさん
2013/07/23
北のラブリエさん
2013/07/23
R-O-G-Eさん
2013/07/23
タッチパネルでない画面を、距離計測で似たカンジにしてるんですかね。
これ、タッチペンでも出来るんでしょうかねー。
tomoさん
2013/07/23
手を出しやすい価格ですし。
へぇ~
TakOnuさん
2013/07/23
Google Earth面白いですw
他にも色々とやってみたいと思います。
取り敢えず、ゲームとかですかねぇ。
>某支配人 様
即買いですよ。
一部の報道よりもよっぽど早かったのではないでしょうかw
よし、GI○M○D○より早かったw
あれもこれもって、気になりますな。私が代わりに()
レビューはちょっときついでしょうねw
ベンチャーだし、そんな余力はないかと。
それに十分すぎるぐらい有名だから、宣伝する必要もw
>オセロット 様
いや、ほんと面白いデバイスですよ。
是非試してみてください。アメリカのベンチャーのものですし、
周りに持っている方もいらっしゃるのでは?
まぁ、使い分けが重要そうです。
全部でコレを使うと、本当に筋肉痛になります。
>カーリー様
まさに、それに近づいておりますw
将来的にはそうなるといいな。
ただ、そのためには、おそらく下からだけでなく、
正面からもセンサーが入ってくれないときつそうですね。
>北のラブリエ様
ぜ、ぜひ、お買い上げになってくださいまし!
>R-O-G-E 様
そのとおりであります。ちなみに、10本指全ての動きを捕捉できます。
関節まで。従って、指を曲げてつかむ動作などもできます。
(ただし、ある一定領域以降は直接補足できないため
加速度計さんをしてると思われる。)
できます。できます。タッチペンOKです。
検証動画でも上げますね。
>tomo様
面白いですよ。ぜひぜひ。
タコシーさん
2013/07/24
まだ完璧な動作では無いのでしょうけど、未来を感じさせるデバイスです
しかもリーズナブルな価格ですね 5万円くらいするのかと思いました....
TakOnuさん
2013/07/25
そのとおりでございます。SFに一歩近づきました。
しかし、やはりまだまだ完璧ではないですね。
まだ、人間が機械に合わせてやらないといけない感じです。
値段は、安いのでおもちゃとしてはお勧めです。
TakOnuさん
2013/07/26
これから使う方は是非参考になさってください。
kuro_rさん
2013/07/27
円高から円安になって少し躊躇してたんですけど。
対応ソフト類に注意が必要ぽいですね。
これを3Dモデリングとか、3DCADで使えれば即買いなんですが・・・・。
TakOnuさん
2013/07/27
実は、Leap Motion はAutodesk Mayaであれば対応ツールが出ております。
私自身は、CADを使ったことがないので、インストールをしたもののそもそもの使い方がよくわからなかったため、今回のレビューには書いておりませんが。
参考までにこちらのサイトをどうぞ。
http://area.autodesk.com/MayaLeapPlugin/
mokaさん
2013/08/05
動画UPありです。
TakOnuさん
2013/12/06
http://blog.leapmotion.com/post/69095530774/hp-expands-leap-motion-integration-into-broad-range-of