フォノカートリッジの針先に溜まった埃を取り除く時には、乾いたブラシでも用をなしますが
万が一こびり付いてしまった汚れがある場合は、この種の揮発成分で構成されたスタイラスクリーナーの出番です。
昭和のレコード盤全盛時には、この製品を始めとしてナガオカなども同様の製品を販売していました
現在はこのオーディオテクニカ製品が最も入手性がよく、
品質面でも信頼できるのではないでしょうか。
充分
比較的固めの樹脂製ブラシがキャップに直付けされております。
適量を含ませてカンチレバーの根本から手前方向に撫でるようにしつつ針先をクリーニングします。
この時に針先に溜まった埃を取り除くことも十分可能なのですが、その作業を繰り返すと
瓶の中に埃が侵入してしまい、液体自体の品質に影響を及ぼしかねません。
できれば目視できる埃は乾いたブラシで取り除き、この製品は仕上げようとして使うことをお薦めしています。
ルーペで確認すると、明らかな効果が見えます。
針先のダイヤモンドチップに透明感が戻ることがよくわかると思います。
目視で透明感が失われているとしたら、チップ表面に汚れが付着していることになります。
それではスムースな音溝トレースは叶いません。
針先だけでなく、レコード盤の寿命を伸ばすために この種のクリーナーは必須です。
多くの場合聴感上も良い効果が得られます。
ここのところ市場規模が拡大基調にあるとはいえ、最盛期の1/10〜100を推移しているレコード盤業界ですので、それに見合った利益を出そうとしてか とてつもなく高価なレコードクリーナー・スタイラスクリーナーが世に出ているようです。
試したことも無いのに偉そうなことを言うなとの叱責を覚悟で、云います。
これで充分だと思います。
これを扱っていない専門店は信用できない
メーカーの希望小売価格は648円
一昨年の12月に街の専門店を何軒か回ったのですが、売り切れで入荷未定だと言われたので
Amazonで発注しました。
その時の価格は679円でしたが、現在はもう少し安価で売られているようです。
ヨドバシカメラやジョーシンでも通販で簡単に入手できます。
しかしそれが新品であれ中古であれ、レコードプレーヤーやカートリッジを店頭に並べてお商売をしている以上、この商品を常時置いていないという姿勢に疑問を持ちました。
年に一度より少ない頻度でしか必要にならない商品です。
ワンコインの商品ですので、利益額はとても小さいでしょう。
でも、アナログプレーヤーの愛用者には必須の製品でしょう。
より高価なスタイラスクリーナーなら置いてますよ。 という姿勢には嫌悪を感じました。
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購入金額
679円
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購入日
2014年12月頃
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購入場所
Amazon
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