4年前のアニメでファンになり、文庫版を読んでは作者・有川浩さんのファンになりと、好きな作品なので本当に楽しみでした!
TV版の後、原作では「図書館革命」のストーリーなんですが、図書館戦争シリーズ通してのテーマである表現の自由に加え、原発テロといった日本国民が今一番ナーバスになっているテーマを敢えてやる製作スタッフには敬意を表したいですね♪
しかし楽しみにしていた分、出来はちょっと微妙でした(^_^;)
時間という制約のせいだと思うんですが、劇場版は展開が早すぎるというか、原作で印象的な部分を随分とサラッと流すなぁという印象です。
TV版では原作をより面白くアレンジしている部分もあったんですが、劇場版ではそんな部分はほとんどなかったですし、ラストの大阪での良化委員との攻防・駆引きも見栄えの良いアクションになるようストーリーを改変されてましたが、私的には原作の方が良かったですね。
そのクセ、堂上と郁、手塚と柴崎の恋愛模様は丁寧に描かれているんですが、これでは重厚な部分を流してキャラ読みする某図書特殊部隊員の小説の読み方みたいではないか!
別冊も映像化されるかは正直分かりませんが、これで完結では私的には少々残念な出来でした(^_^;)
劇場に合わせて復刻したBD-BOXは買ったけど、劇場版は買うかどうかは正直微妙ですね・・・。
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購入金額
800円
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購入日
2012年06月16日
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購入場所
札幌シネマフロンティア
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