レビューメディア「ジグソー」

もはや、見る影もなくなった名門時計



ASUAGグループといえば、Longinesなどを抱えたスイス銀行連盟を中心とする
スイスの名門機械式時計メーカーのグループであった。
彼らが世界の時計の頂点に立っていた。
しかし、クォーツショックで衰退。
それによって落ちぶれたメーカーは数知れず、
音叉時計を開発したBulovaしかり、
Longinesもムーブメントの変更を余儀なくされた。
もちろん、それを乗り越えたOMEGAといったメーカーも存在する。

今回の持ち物は、
その中でも落ちぶれていったTechnosのものである。
本製品は1971ホンダチャレンジコンテスト という名前が付いており ※
同社が、General Watch Companyの傘下となり
ASUAGグループに入った年に販売されたものである。
名前からしておそらく、日本向けに生産されたものである。

まだ、スイス生産されており、
最後の力を振り絞っている頃のものであろう。
もちろん機械式である。
撮影環境の問題で秒針が見えなくなってしまったが、
針の動きも、滑らかで美しい。

今のTechnosと、過去のものは全くの別物である。
現在はブラジル資本。生産の大部分は中国、ブラジルである。
質もあまりよくないといわれている。(実際に触れてないのでわからない)


※google先生でオークションサイトが引っかかった。
 実際の名前かは不明。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    1971年頃

  • 購入場所

30人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • aoidiskさん

    2012/05/17

    懐中時計というだけでメランコリックになるのに
    背景にあるものを聞くと
    いちだんとみえかたがかわってきますね
  • リーダーさん

    2012/05/17

    懐中時計、いつかは欲しい時計ですが
    こういう逸話を聞くと、良いモノが欲しくなっちゃいますね・・・
  • TakOnuさん

    2012/05/17

    >aoidisk様
    コメントありがとうございます。
    懐中時計はなんとも、哀愁が漂っていて好きです。
    機械式時計はもともと憧れですが、いろいろ調べているうちに、
    中古時計を愛用する人たちのことがだんだんわかるようになってきました。
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