純正でいえばVoodoo3 3000 AGPの相当品となりますが、ボードの型番表記では単に「Sigma Voodoo3」となっていて、BIOSが格納されているチップ上に周波数表記として「166MHz」と書かれていることでVoodoo3 3000相当品である事が判ります。
純正ではVoodoo3 3000でも冷却ファンは搭載しておらず、大型のヒートシンクだけで冷却しているのですが、Sigmacomの方では小型ながら冷却ファンを搭載しています。
Sigmacom製のVoodoo3における最大の特徴は、ビデオメモリがSGRAMであるという点です。AGPのVoodoo3で、比較的容易に入手出来る製品としては数少ないSGRAM搭載モデルであるだけに、それだけでも意義は十分にあるといえます。
ただ、Sigmacomの製品は全般的に実装されている部品の質が低く、クロック耐性も決して高くはありません。同じVoodoo3 3000相当品であっても、定格で既に限界が見えているSigmacomと、比較的余裕を感じる(後期)純正という印象です。
Voodoo BansheeやVoodoo3は、ドライバ内部にSGRAM専用の動作モードをきちんと用意していて、SGRAMであるメリットはきちんとある製品ですので、SGRAMでとりあえず使ってみたいと言うときに使える製品です。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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