皆様お久しぶりです(´・ω・`)
様々な要件が重なってしまい、zigsowにログインするのも数ヶ月ぶりとなってしまいました。
そんな中、超最新のSSDである、OCZ社のVertex4のレビューする機会が出来ましたので、リハビリを兼ねてレビューをしたいと思います。
いつも通り辛口"気味"でレビューしていきたいと思います。
とんでもないことがない限り、一般ユーザーでは一番最速のレビューになるかもです(´・ω・`)
正直"4"同士何かの縁を感じます。これで残念な性能でしたらLevel4としても、なんとなく残念です(´・ω・`)
改めて今回レビュー依頼での商品を頂きありがとうございました。
いつもどおり私のモットウに従いながら、購入を考えている様々な人への手助けとなるようなレビューにしていきたいと思っています。
少々辛口評価になりますが、そちらも私のモットウの一つなので、ご了承ください。
私のモットウについては以下のリンクを参照ください。
→http://zigsow.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&ta...
はじめまして。私は学生FPSゲーマーだったのも半年前の話で等々、社会人FPSゲーマーとなってしまいました。
改めて社会人FPSプレイヤーのLevel4と申します。
http://www.negitaku.org/members/4148/
オーバークロックは趣味の一環として自作歴1年目で手を付けていました。
現在では、自作歴9年目であり、そろそろ古株な自作erになったのではないかと勝手に思い耽ってます。
【OS】
Windows7 Ultimate 64bit
すでに主流になりかけている64bitを使用したいと思います。
【ケース】
Antec TwelveHundred
このケースに関しては今更感MAXですね。
個人的には好きなケースなのですが・・・
早くマイナーチェンジでEx-ATXに対応しないものですかね(´=ω=`)
今回は無理やりEx-ATXマザーを組み込んでみました。
【M/B】
Maximus IV Extreme-Z
【CPU】
Core i7 2700K (5.18GHz Vcore:1.340V)
【クーラー】
Thermalright TRUE Black 120
空冷最強だったのは昔の話...
ですが黒光りと、未だに現役な冷却性能でCPUを冷やしまくります。
【グリス】
Arctic silver5
自作erなら誰しも使用したことがあると思います。
通常のシリコングリスより3-4℃も温度が下がるので1℃でも下げたいOCerご用達なのではないでしょうか。
【ストレージ】
Intel X25-M G2 80G ☆システム☆
昔の鉄板だったX25-Mも今じゃ廃れたSSDなんですね・・・
SSDの成長速度にはついていけないです。
もう容量的な意味でSSDはあんま必要ではないのですが
Intel X25-M G2 160G
まだ、SSDを倉庫にするのは贅沢な事だと思います。(恐らく...)
自分は現在Tool系のアプリケーションと、起動等を早くしたいFPSゲーム関係を入れています。
体感は忘れてしまいましたが、プラシーボも含めて早くなった気がします←
【電源】
SUPER FLOWER SF-1000R14SE
前回のSF-1000R14HEが突然の爆発を起こしてしまい、急遽買った電源です。
懲りずにまたマイナーチェンジの電源です(笑)
やはりねじロック式と、LEDが多いのは個人的に魅力が多すぎます。
何気に保証期間と80+のランクが上がってます。
【サウンドカード】
Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series
言わずと知れた、ゲーマー用のサウンドカードです。
FPS中では驚くほど、音の位置が把握でき、MAPを熟知していれば大体の距離すらわかるほどです。
一度体験したらかなりハマると思います。
そんなサウンドカードを使っても、相手の位置を間違ってしまって怒られるのは私だけでいいです(´;ω;`)
問題はドライバがかなり不安定なことでしょうか…
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OS:Windows7 Ultimate
Case:Antec TwelveHundred
M/B:ASUS Maximus Ⅳ EXTREAM-Z
CPU:Core i7 2700K @4.6GHz
クーラー:Thermalright TRUE Black 120
グリス:Arctic silver5
VGA:ZOTAC GeForceGTX580(850MHz/1670MHz/2100MHz )
MEM:G.Skill F3-15000CL9D-4GBRH *2
HDD:Intel X25-M G2 80G(RAID0)
Intel X25-M G2 160G
電源:SUPER FLOWER SF-1000R14HE
サウンドカード:Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series
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さて、いつもどおりレビューに入ろうと思う。
では、最初に外箱・内包物の確認から始めようと思う。
今回のVertex4のパッケージは以上の写真の通りである。
今までのVertexと同じ、黒を基調としたパッケージで大変高級感がある箱となっている。
また、SandForceのチップセットを搭載していたVertex4とは違い、Indilinx製のコントローラーを搭載しているのが箱の右上で確認出来る。
今回搭載しているコントローラーは、Everest2と呼ばれ、第一世代のEverestと比べNAND長寿命化が図られている。また、4KBランダムの性能がライトとリード共に改善されている点も見逃せない。
さて、製品説明が長くなってしまったが、内包物を確認しよう。
上部のOCZのロゴが入ったものはマウンタとなっており、ケースの中でぶら下げがちなSSDをきっちりと固定することが出来る。
中々確認する機会は少ないが、マニュアルには日本語も表記されており、ユーザビリティはしっかりとしている。
ここをしっかり抑えてる辺り、さすがSSDの大御所というべきであろう。
さて、では気になる人はトコトン気になる殻割りを行なっていこうと思う。
殻割りを行う事で、代理店・メーカーからの保証は全く受けられなくなる点は肝に命じていただきたい。
まず、裏のネジ4箇所を外し、表のカバーを外してみた。
中央に大きく目立つのが、メモリコントローラーであるEverest2である。
通常のSSDと違い、コントローラーを囲む形にNANDが配置されている点も注目する点であろう。
これは完全に私の見解なのだが、きっちりと並べた場合と比べ、コントローラーとNANDの距離を短くすることによって、速度のレイテンシ(公称との速度差)を減らしているのではないかと勝手に解釈した。
また、コントローラーの右側に見えるのはキャッシュメモリであろう。
メモリはMicronのロゴが見える事から、Micron製でVertex4はキャッシュを1G(程度)積んでいる事から、1チップ辺り512MBのメモリが積んでいる計算になる。
第一世代のSSDと比べ、キャッシュ容量が大変進化しているのは精神的にも安心感が持てる。
NANDに関しては表・裏合わせ16枚のNANDが乗ってる事から、1枚あたり8GBのNANDとなる。
NANDのメーカーについてはIntelの[i]のロゴが見える事からIntel製のNANDを使用していることが確認出来る。
しかし、OCZは固定したNANDを採用していないことから、Revision次第では違うメーカーのNANDを使用する可能性もある。
さて、今度は基盤を裏返してみよう。
大まかなレイアウトに関してはコントローラーを除外した、表の基盤と同じである。
上記でも記入している通り、裏面にもMicron製のキャッシュを積んでおり、これで合計1GBとなる。
さて、この時点で鋭い方は気づいたかも知れないが、実はこの基盤、コネクタと反対側に何故かソケットに刺す形のコネクタが存在するのだ。
これは殻割りを行わなければ絶対気付かない仕様だ。
それにしてもこのコネクタ・・・mini PCIexによく似ているような・・・?
残念ながら、私にはmini PCI-exを導入出来る環境がないので、これ以上の詮索が出来ない。
完全に動作保証はしないがもしかすると・・・?
気になった方は、全て自己責任で試していただきたい。
その結果に関しては私も知りたいくらいである。
ついでにこの金属端子部はmini PCIexとほぼ同数である。
さて、ある程度ハードウェア等のレビューを終えた所で、SSDの性能をレビューしたいと思う。
その前に一点、私の環境で注意点があるので、先に言っておきたい。
私の環境のSATAのケーブルはSATA2までのケーブルであり、正しく計測されていない場合があります。
この件は後日、SATA3のケーブルを早急に買って修正したいと思う。
まず、自分の持っているSSDの印象だが、あまりいい印象を持っていない。
感じたこともある人もいるかもしれないが、自分のOCZの印象は
①,公式公称値>>>>実測値
②,AMDのチップセットと相性が悪く、大きく性能が落ちる。
③,0Fill後性能低下が著しい
以上の三点が挙げられるのではないだろうか。
特に①は特に自分が感じている事であり、今回の公称値も半信半疑なのは予め言っておこう。
レビューをはじめる前に少々ネガティブなレビューとなってしまったが実測を始めたいと思う。
その前に、Crystal Disc InfoでSSD情報を調べてみよう。
最新版のCrystal Disc Infoを使用しても情報を取れない。
これは当たり前と言っては当たり前だが、全世界で初のEverest2コントローラーのSSDだからである。
また、ファームウェアに関しては初回出荷時は1.3となるようだ。出荷を重ねる事によってファームウェアは更新されていくだろう。
Crystal Disc Infoから情報が取れない事には、これ以上の詮索は不可能だろう。
っと言うことで、注目の実測に入ろうと思う。
勿体振らすようで申し訳ないが、Vertex4が発売される前の最速のSSDはPLEXTOR社のPX-***M3Pと自分は考えている。これはシーケンシャル・ランダム共に他SSDを圧倒するスコアをたたき出しているからである。
PREXTOR社のPX-256M3Pのベンチスコアは以下の通りである。
ではこのスコアを最高値として、Vertex4の実測を行おうと思う。
さて、では最初に0FillでのCrystal Disc Markの結果である。
0FillとはSSDの中のデータを全て"0"というデータで埋め、その速度を測ったものである。
SSDの特性上0Fillの場合、SSDの特性が出やすい"らしい"。
次に1FillでのCrystal Disc Markの結果である。
1Fillとは0Fillとは逆に全てを"1"で埋めるベンチである。
最後にランダムデータのCrystal Disc Markの結果である。
ランダムとは"1"と"0"のデータをランダムに埋め込むベンチである。
上記の2種類のベンチより、ランダムの速度が落ちやすい傾向がある"らしい"。
さて、4つのベンチを見比べていただけるとわかる通り、Vertex4の4Kランダムが圧倒的なスコアをたたき出している事が確認出来る。
正直OCZの公称値を信じない私でも驚きが止まらない。
4Kランダムが早いと言う事は、ランダム読み込みが多いOSの起動や、OS動作に大きく影響する。
実はこの比較に関しては公平性に大きく欠けている。
一般的にSSDは容量が大きい方が全書き込みのスコアが高くなる。
これはメモリとメモリの感覚が短くなり、速度の向上が見込める。
例えると、バケツリレーは人数が多い方が効率的・・・・的な感じである。
しかし、4Kランダムに関しては多くがコントローラー性能であり、今回のVertex4の4KのスコアはEverest2コントローラーの性能を認めざるを得ないだろう。
今回の実際にベンチを測り、公称通りのスコアが出た辺り、OCZのも本気のSSDを出したと言っても過言ではないのでは無いだろうか。
さて、忘れられては困るが、まだOCZ SSDの問題は残っている。
次に自分が検証したいのはAMDチップセットとの相性の問題だ。
ここで速度を落としてしまっては、極限まで高まった私のテンションもガタ下がりである。
さて、ではAMD機である、サーバーPCで検証を行う事にした。
スペックは以下のとおりである。
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OS:Windows7 Ultimate 32bit
Case:Antec SOLO White改造
M/B:ASUS Crosshair V Formula/ThunderBolt
CPU:AMD FX-8150(@4.1GHz)
グリス:Arctic silver5
VGA:XFX Radeon HD 6970
MEM:UMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC
HDD:OCZ Vertex30G FF付
WesternDigital 1T
サウンドカード:ASUS Xonar D2X
電源:Corsair TX850M
地デジチューナー:I/O DATA GV-MVP/HS2
キャプチャボード:DN-PHVC626
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以上の環境で行なっていく。
さて、最初に0Fillの計測を行う。
次に1Fillの計測。
最後にランダム書き込みの計測。
さて、如何だろうか。
AMD機とIntel機のスコアを見ても、4Kに関してはほぼ誤差と言っても過言では無いだろう。
むしろ、ランダムテストのシーケンシャルに限っては無視できないスコアの差となっている。
これに関してはAMDのチップセットへの弱点も克服したと言っても過言では無いだろう。
ただし、これは私の環境でこの様になっただけであり、他の人のAMD環境では落ちてしまう可能性はあるので、そこはご了承願いたい。
最後の懸念である速度低下の耐久性に関してはテストし始めた私では検査のしようが無いので割愛させていただく。
後日、1ヶ月ほど酷使したスコアを挙げ、それを耐久性テストとしてレビューしたいと思う。
さて、如何であろうか。
私、個人の感想とすれば今回のEverest2コントローラーのOCZ SSDの性能に関しては信頼に足る性能を持っていると大きく胸を張れる商品だと言いたい。
特に最速を誇っていたPLEXTORのSSDを抜いた結果になったのは、正直信じてもいなかったからだ。
だが、結果的に最速"だった"PLEXTORを超え、SSDの大御所としての威厳を取り戻せるような製品が出てきたのでは無いかと私は思う。
まだ、全てOCZの弱点が払拭されたわけでは無いが、新世代のSSDとして導入してみるのは如何だろうか。
また通常の2.5inch SSDとしてだけでなく、mini PCIexのようなコネクタが残っている事から、大変面白いネタをOCZは残したのではないかと思う。
敢えて問題を上げるとすれば、価格だが・・・
一度この速さを体験して頂ければ、その価格に見合う体感をVertex4は提供してくれるだろう。
以上で、Vertex4レビュー 第一部を終了とさせて頂きます。
第二部としてはHD Tune・ATTOなどを含め、深めなレビューを行いたいと思う。
長々となりましたが、御観覧ありがとうございました(-3-)
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購入金額
0円
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購入日
2012年04月12日
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購入場所
?
miraさん
2012/04/13
>mini PCIexによく似ているような・・・?
私も推測ですが、この端子最近よくあるmSATAとかじゃないでしょうかね?
Z77マザーにもついてるの多いですし、Ultrabookも薄さ確保の為にフルサイズSATAじゃなくてmSATA端子の様ですし。
Ultrabookとかへの組み込み向けに、SATAとmSATA両方に対応するカードを1つの設計で済ませちゃってるとか。
和屋さん
2012/04/13
最新のCrystalDiskInfo 5でも変わらないですかね~。
IntelRAID状態で個々のディスクステータス取得にも対応したそうです。
ヒロ妨さん
2012/04/13
此方でもレビューされたんですね。
ハッキリ言って、zigsowの方が
見易いですね。
harmankardonさん
2012/04/13
ねおさん
2012/04/13
http://club.coneco.net/user/12355/