といっても、CPU&メモリーの移植元が”マナイタ”なので、
ものの5分もかからず新しいマザーへ据付完了。
そして、届いたインテルSSD 520 2台を、慎重に6Gb/sポートへ接続。
2台のSSDが無造作に置かれているように見えるのはご愛嬌。
HDDだとこうはいかない。
さて、電源投入とともにBIOSセットアップへ。
変更する場所はRAIDを有効にする項目だけ。
さらに再起動後のRAIDセットアップにて2台のSSDをひとつのボリュームにセット。
これらはすでに昨年経験済みなので、スムーズにことが運ぶ。
USB接続したDVDドライブよりWindows7をインストール。
ほぼ30分ほどで、チップセットドライバ関連のインストールまで完了する。
これも、インテルSSD320 300GB2台をRAIDしたNo29マシン同様で、
ここではそれほど差は感じない。
ドライバが組み込まれないと6Gb/sは有効にならないのだろうと思われる。
さて、一度シャットダウンし、知りたかった最初のチェックを。
電源投入から、
の画面に至るまでの所要時間は、43秒。
あれ?
No29マシンとそう変わらないかな?というレベル。
単純に転送速度が倍になっても、
起動プロセスはこういうものなのでしょう。
ちなみにBIOSからWindowsにスイッチする瞬間までは20秒で、
これはNo29マシンも同じ。
その後のWindowsの起動完了までも、両者はほぼ同じ、ということになる。
さて、次は起動後の”エクスペリエンス”を見てみた。
No29マシンの方との違いは、内部(CPU)のグラフィックであることと、
起動ドライブがインテルSSD320から520(ともに2台のRAID0)に変更したことのみ。
したがって、エクスペリエンスのスコアもグラフィックが思い切り足を引っ張っていること以外は、
まったく同じ数値。特にプライマリ・ディスクに関しては、”7.9”と、
ある意味、比較にならずつまらない結果(^_^;)
次は、クリスタル・ディスク・マーク。
実はこのSSD520に変えてみて一番知りたかったのがこのベンチマークのスコアだった。
No29ではインテルSSD320 2台のRAID0により、
という数値が出ていた。
もっとも最近は連日の酷使が影響してか若干この数値が下がっていて、
530.7がだいたい470前後くらいまで落ちて安定している。
9%のフラグメンテーションがあるようなのだが、これが原因か?
そう、起動ドライブで基本的に”読み取り専用”にしていたつもりだったけど、
実はWindowsの仮想ドライブのことを忘れていて、
これをしばらく起動ドライブに設定したまま使っていたからかも。
まあ、それでも充分Photoshopでの処理では快適に動いているので、
体感できないレベルの低下、とも言えると思っている。
ちなみにNo29マシンでのPhotoshopの起動は、
初回だとおよそ4~5秒。2回目以降はキャッシュの効果で約2秒程度。
ファイルの展開も、
50MBクラスの画像(たとえば1DsMk2などのRAWファイルを書き出したもの)なら、
20枚程度なら数秒で、それこそ飛ぶように開くことができる感覚。
話を戻してこのNo30マシンでやってみた。
期待通り、というか、予想通り、というか・・・
数値の落ちたNo29マシンの、ほぼ倍の数値になっている。
ベンチマーク的には、転送速度が倍になったことを端的にあらわしている、ということかな?
そして、Photoshopの起動。
初回でありながら約2秒ほどで立ち上がった。
何度か試したけど、キャッシュの効果があってもこれ以上は速くならない感じ(^_^;)
これはもう、起動ドライブにしない理由はないね。
そのままNo29マシンへ移植したいところだが、
RAID0ボリューム同士の丸ごとコピーが可能なのかどうか?
ちょっと微妙なところでもある。
もう少し時間に余裕があれば、SSDを交換して
最初からクリーンインストールするのも手だったが・・・
さしあたってこの新しいデバイスで知りたかったことは確認できたので、
夜からはこのNo30マシンを解体し、
今度はNo29マシンへのデータ用ドライブとして使ってみたいと思う。
先日撮影した1000枚規模のRAWデータを使い、
実際の仕事を想定しての納品データ作成までのプロセスを検証する予定。(つづく)
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購入金額
0円
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購入日
2012年03月08日
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購入場所
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