基板 N471-N60 には、1世代前の744B-V仕様も存在するんですよね。
744B-V→754-Vは ピン互換という理由があるわけですが、Labwayの命名規則はぐちゃぐちゃ…
写真のは、Xwave5000 PROに搭載していた Xwave 5.1 Channel Enhancement Module を移植したもので、2階建てになっていて、疑似5.1ch対応になっています。
ハードウェアXGが欲しい人にはいいですね。
●YAMAHA DS-1系の違い
・YMF724 DS-1 : これがベースモデルです。 PCM + ハードウェアXG音源 64音 + SB16互換。
PCI 2.1準拠 5V仕様です
デジタル入力を持たないのが欠点です。
・YMF740 DS-1L
PCI 2.1準拠 5V仕様で、DS-1と違うのは、ハードウェアXG音源が1/2の32音ってことです。
・YMF744 DS-1S
DS-1に4チャンネルサポートの追加、SPDIF INが追加されました。
PCI 2.2準拠 3.3V/5V仕様です。
デジタル入力できるようになったのはいいのですが、内部でアップサンプリングされて、
サンプリングレートが48KHzに変換されてしまうというダメ仕様があります。
-V は 0.5mmピッチ, -R は 0.4mmピッチです。
・YMF754 DS-1E
PCI 2.2準拠 3.3V/5V仕様です。
DS-1Sのダメ仕様であった 32K/44.1Kなどがダイレクトレコーディングできるようになりました。
-V は 0.5mmピッチ, -R は 0.4mmピッチです。
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購入金額
0円
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購入日
2000年頃
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購入場所
ふっけんさん
2012/02/19
XwaveもAOpen(玄人志向)も数枚あったと思います。
何故か、Win98と2000で通常のPCMの音質が変わってしまう不思議なカードでした(^^;
私の家に残っているのはYMF719、724(多数あり)、744(Aopenのが多数有)、754ですね。オンボードで謎の派生チップも存在していたと思います。
AVアンプ並みのDSPを搭載して、再参入してくれないかな(^^;
はにゃさん
2012/02/19
YMF719はISA時代のチップですね。
YMF740 (DS-1L)なんていう、XG音源が32音のものが一時期の国産ノートに載ってたと思います。
退会したユーザーさん
2012/02/27
はじめて知りました!!
ぱっと見ちょっとした高級感が漂ってます^^
はにゃさん
2012/02/27
YAMAHAのLSI事業全盛だった時代の産物ですね。
古い話ですが、初期のx86 CPU (8086 8MHz)は、PCM音源をドライブする能力はありませんでした。
486 33MHzぐらいのころまでは、CPUパワーもバスも当時のHDDもCD品質のPCMデータを録音、再生するのは厳しかったです。
そこで登場するのがYAMAHAのFM音源です。
FM音源というと、名機YAMAHA DX7が6オペレータのFM音源 OPSをつかっていますが、
AT互換機のほぼ初期の標準サウンドカード Ad-libやそれに続いた Creative SoundBlaster 1.0/2.0/Proには音はしょぼいものの、2オペレータのOPL2 (YM3812)を、
SoundBlaster 16には OPL-3 (YMF262)を搭載してました。
FM音源はパラメータを与えて楽器の音を複数発声できるので、当時のPCにはもってこいだったんですよね。
おなじ理由でケータイの着メロもFM音源だったわけです。
で、OPLとかOPNとかOPMとかはFM音源LSIでそのままISAバスやPCIに接続できないのと、PCM音源が必要になったので、ISAバスに直結できる YMF719や、AC97規格に準拠してPCIバスに直結できる YMF724系を出したのだと思います。