ARTDINK。究極の？淡々系ゲーム「THE ATLAS」
の発売元。
淡々系のゲーム音楽は淡々とはしていたが、なぜかそのループされたメロディが心に残った。
このCDはその「THE ATLAS」と続編「THE ATLASⅡ」の音楽集。実はⅡの方は識らないのだが、聴いたことがない曲は「Ⅱ」のはず。でもその音楽の肌触りはやはり、淡々としてでも少し寂寥感があり、航海の孤独感と不確実性が良く表れている。
「アトラス～憧憬～」。ゲームの中ではこんなに豪華なオーケストラ音ではなかったけれど、航海しているときに延々この音楽がチープなFM音源（4アルゴリズム）で流れてたなぁ。意外にあのチープさが良かったりして。
「商いの町」。延々とつづくエレドラの静かなドラムループに乗せて。ギターの少しスパニッシュなフレーズが乗って、大航海時代の雰囲気だ。
「どこへ……」は4/4の6小節に3/4の1小節がおまけで付く不安定なリズム構成の曲。ピアノの伴奏の上で矩形波の強い音色で繰り返されるメランコリックな曲。どうしてこんな遠くへ来てしまったのか、という感じがふつふつと。
この入手経路はなぜかはっきり覚えている。石丸電気のCD売り場は以前購入額によって様々なオマケをくれた。それは必ずしも関連しているものではなく（AのアーティストのCD買ってもBのポスターだったりする）、そこにある販促品。コイツも非売品だったけど、「THE ATLAS」の世界に嵌まっていたので景品もらえる額まで他のCDを買った覚えがある。
ゲームはもう10年以上やってないけれど、これはたまに聴く。そうするとあの淡々としたゲームをやってた頃にタイムスリップします。
【収録曲】
1. アトラス～幻想～
2. アトラス～憧憬～
3. アトラスⅡ 夢・勇気・冒険
4. 道標
5. 商いの町
6. みんなまあるくやわらかく
7. どこへ……
8. 瞳を閉じて
9. 陽は大地の彼方に
10. 大自然の情景
11. アトラスⅡ～冒険～
12. 沈黙の石板～イヴラークの伝説～ 異世界の聖牛・12神の輝き
13. 幸福をはこぶもの
14. 茜色のひととき
15. The Atlas
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購入金額
0円
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購入日
1993年頃
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購入場所
石丸電気
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