ただ、6.4kgほどの重量ですが十分剛性もあり、安めのケースとしては十分ですね~
ではここからは気になったことを。
●保証シール
まず、製品本体のことでは無いのですが、
Linksさんの扱っている商品を購入すると代理店保証シールが外箱や
外装フィルムに貼ってあることはよくあることです。
しかし、今回は梱包材の封をしているテープの上に一部被って貼られていました。
テープを剥ごうとしたため危うく破いてしまうところでした。(カッターなどで切れば良いのですがね・・・)
輸入した物に代理店の保証シールを後から張っているということでこのような形に
なるのでしょうが、もう少し扱いやすい形になって欲しいところであります。
●しっかりとした造り
こちらのケースの価格は9000円ほどとなっておりますが、値段から考えるとがっちりしたよい作りとなっています。
重量は6.4kgですが、9kg程あるCM690ii pulsとフレームの強度などでは差を感じません。
むしろ軽い分動かしやすくて楽かも知れないですね~
●内蔵ベイの
内蔵ベイは5.25インチが3つ。
3.5インチが4つとなっており、やや3.5インチベイの数が私は物足ませんでした。
ただ、ツールレスのドライブレールはCoolerMasterのものよりも扱いやすく好印象でした。
●フロントデザイン
見ていただければわかるようにシンプルにできております。
端子も必要最低限のみで好感の持てるデザインです。
また、少々安っぽいかな?と写真をむるうえで感じておりましたが実機を見るとそこまでは感じません。
フロントパネルは少し力を入れて引っ張るタイプでかなり簡単に外すことが出来ます。
140mmFANが一つ初めからついております。
私はHDDを詰め込んでおりますのでもう一つ140mmファンをつけましたが、
穴の位置が解りにくいために。取り付けが少々面倒でした。
●実際に組み込んでみて
最近のトレンドをしっかりと抑えており、メンテナンスホールや裏配線用の穴を扱いやすい場所に
配置しており大変簡単に配線出来ました。
ただ、一点3.5インチベイと5.25インチベイの間に何もなく、目隠しも無いので、
少々間抜けな感じです。
●ケース内の温度
数日間動かしてみての温度などについて追記をさせて頂きます。
基本的な構成は、
intel core i7 860(3.4GHz常用)
CPUクーラー:Frio冷却魂(FANの速度は一番絞っている状態です。)
VGA:HIS IceQX搭載6870
M/B:ASUS P7P55D
になります。
室温は18℃~25℃の間で、必ずしも全く同じ条件というわけではありませんので参考程度にしてください。
また温度はHWMonitorで読んでおります。
CM690 ii Plusを使用している際の温度は
アイドル時30~42℃
負荷時47~55℃
Carbide 300Rでは
アイドル時35~48℃
負荷時53~65℃
ややCarbide 300Rのほうが熱くなっています。
搭載しているFANによるエアフローの関係もあるかもしれませんが、
(CM690ii Pulsは排気に風量のある物を取り付けて負圧で使用してましたので。。。)
●まとめ
今回はじめてcorsairさんのPCにケースを触らせて頂きましたが、
思いの外しっかりとした出来で、今後ミドルクラスのケースの勢力図を塗り替える存在に
なるのではないかと感じました。
手入れのし易いデザインでもありますし、組み込みも容易でした。
静音性については、穴だらけなので気になる場合は抵抗やファンコンを自分で噛ませる必要性ありです。
今回組み込みをしながら、Antecの300とCM690ii pulsと比べたりしてみていたのですが、
流石に数年前のミドルクラスのケースとの品質の差は大きく、また11000円(rev2の値段です)程する
CM690ii pulsと比べてもさほど差の無いケースでした。
しかしながらやや塗装の雑なところなどもあり、こちらは今後の品質の向上に期待です。
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購入金額
0円
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購入日
2012年04月27日
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購入場所
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