北方領土と外務省、鈴木宗男と田中眞紀子の話しです。

外交や検察の事なんてまったく理解不能でしたが、一読すると「なんとなく」わかったような感じがします。

読みたくなってきました。
面白そうです。

読もう読もうとは思いつつ、なぜかベストセラーを敬遠してしまう天邪鬼な性格で・・・。

でも面白くって、あっという間に読めてしまえました。
心に残った一文を

「私は組織人です。組織が決めたことに従うだけです。私個人の希望はありません。
国益のために私をどう使ったらいいかというのは組織の考えることです。
ただし、私にはプライドはありません。侮辱されようとどうしようとそれが組織として国益に適うと考えれば、それでよいのです」

著者の言葉なのですが、一種の清々しさを感じました。
今現在もこんなことを考え行動する外務省職員がいることを切に願います。