元々はATH-CM7Tiの方を先に格安で入手して愛用していたのですが、後継モデルのATH-CM700Tiを試聴してあまりしっくりこなかったことから、急遽予備用にATH-CM7 SVをアウトレット品で見つけて購入してきました。
それ以来外出時にはATH-CM7 SVをメインとして使っていたのですが、1年半ほど使うとユニットの接着がはがれたり断線しかかったりと崩壊しかかっていましたので、敢えてメーカー修理に出してみました。やはりユニットが脱落しかかっていたATH-CM7Tiと同時にです。
結局ゴムリングの交換や片側ユニット交換なども行ったのですが、工賃込みで費用は1本当たり4,200円でした。元々の商品価格からすれば妥当な金額なのかもしれませんが、技術者がきちんと手作業で修理することを考えればかなり割安といえます。ちなみにこの金額はWeb上で最低でもかかる金額と記載されているもので、交換部品が出ているのに追加費用がかかっていないということになります。
ちなみにこの修理の後は3年ほど経過しているのですが、手組みした効果なのか前よりもかなり丈夫になっていて、現時点まで極めて快調です。
音質については、今時のトレンドとなっているカナル型の大多数と比べれば低音は薄めではないかと思います。ただ、低音がよく出ているとされる多くの製品が低音「ばかり」出ていることが多い中で、この製品の音はスピーカーで聴いているのに近い安心感があります。
スピーカーで言えば小型高品位の2ウェイスピーカーを好む人にマッチする音質といえます。後継製品が出る度に少しずつ音質面のクオリティが下がっているように見えてしまう中、この製品はまだまだ手放せそうにありません。
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購入金額
4,980円
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購入日
2007年10月14日
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購入場所
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