レビューメディア「ジグソー」

これでも当時は大容量

PC-9800シリーズをメインPCにしていた時代は、速度性能を求めるとHDDは自動的にLVD転送に対応したSCSI製品に限られてしまっていました。

この時期のSCSI HDDといえば、売れ筋の容量は18GB~36GBといったところで、73GBでも大容量、146GBもあれば広大というイメージでした。

この時期の私のメインPCだったPC-9821Rv20では、以下のようにHDDを使っていました。

・MS-DOSブート用:富士通 MAM3184MP (18GB)
・Windows 2000ブート用:富士通 MAM3184MC (18GB)
・データ用1:Seagate ST373405LW (73GB)
・データ用2:Seagate ST373307LC (73GB)

ちなみに全てジャンク購入品で、最も高額だったST373307LCでも2,000円程度でしたが。

ただ、この頃から音楽データをWAVで保存したりすることが増えるようになるなど、HDDの使用量が増えてきていて、もう少しデータ領域が欲しいと思っていたところでした。

そこでたまたま在庫処分となっていたST3146807LW(146GB)を見つけてしまい、思わず買ってしまったというところです。これはジャンクではなく、そこそこの金額は払った記憶があります。

速度という点では、Ultra 2 Wide SCSI(上限80MB/s)に対して過不足のない性能だったという印象です。当時としては騒音や発熱という意味でもなかなか優秀で、最新世代の良さを実感させられました。

結局上記構成のST373307LCを、このST3146807LWに変更した状態のまま、現在まで使い続けているということになるわけで、ずいぶん長く使っているものだと自分でも驚きます。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2003年頃

  • 購入場所

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