1986年にセガから発売されたマークⅢ用のアクションゲーム。
本作は漫画『北斗の拳』を原作とする作品であり、プレイヤーはケンシロウを操って、全6ステージを攻略することが目的。各ステージは、雑魚敵を倒しながら進んでいきますが、途中には中ボス戦もあります。そして、ステージの最後まで辿りつくことができれば、一騎打ちのボス戦に突入。シン、トキ、サウザー、ラオウなどが待ち構えています。
ファミコン版はアニメを担当した東映動画が手掛けていますが、ゲームとして比較した場合、本作のほうが優れているように感じます。もちろん、ハード性能の違いは考慮しなければなりません。しかし本作は、画面を観ただけでも『北斗の拳』だと判断できますし、たとえ『北斗の拳』を知らなくても、アクションゲームとして十分に楽しめるように思います。
左がマークⅢ版、右がファミコン版のハート(シンの配下)
とは言え、やはり『北斗の拳』を冠した作品ですので、原作との関係が気になるところ。この点について言えば、原作の設定(話の流れ)はしっかりと抑えられています。例えば、各ステージの中ボスは、納得のキャラが起用されています。また、ボス戦でも、トキやサウザーは、力押し一辺倒では倒すことができません。さらに、北斗神拳奥義の再現も素晴らしい出来です。原作がお好きであれば、ぜひ一度プレイして欲しいと思います。
第1ステージのボス・シン(HPがほぼ0だったり)
※2014年01月22日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。
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購入金額
5,000円
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購入日
1986年07月20日
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購入場所
hijikiさん
2014/01/23
トキと相打ちしないとゲームオーバーのゲームwww
千里一歩さん
2014/01/23
>トキは たたかいのなかで ケンシロウに
>じゅうのけんを おしえたのであった
「相打ちに持ち込まなければならない」というクリア条件は斬新でしたw