レビューメディア「ジグソー」

持ち運びに最適?UltraBook初の11.6型モデル

"ASUS Zenbook UX21E"

PCパーツメーカとして有名なASUSが2011年に発売した11.6型液晶を搭載したUltraBook。

現在も続いている「ZenBook」シリーズの始まりとなったモデルでもあります。


 

輝く"ASUS"のロゴ

 

今回紹介するZenBook UX21E-KX064はかつて流行ったUltraBookの一種で、UltraBookで初めて11.6型液晶を搭載していました。

 

 

ヘアライン加工が美しい(写真撮るの下手くそ)

 

某りんごBook Airと同様にアルミ削り出しの筐体を採用していて剛性を保ちつつ薄型軽量を実現しています。これならスタバでドヤリングすることもできますね(*^-^*)

 

 

お洒落な封筒が付属

 

付属のケースが封筒であることからもMacBook Airを強く意識していることがわかります(;^ω^)

このヘアライン加工の特徴的なデザインはZenBookである証として現在でも受け継がれています。

更新: 2019/07/25
性能

第二世代Core i7とSSDを搭載

CPU:Core i7-2677M/1.8GHz

RAM:DDR3 4GB

GPU:Intel HD Graphics 3000

SSD:64GB

光学ドライブ:なし

液晶:11.6インチ,1366×768ドット,光沢タイプ

寸法:299(W)×196.8(D)×3~17(H)mm

重量:約1.1kg

標準OS:Windows 7 Home Premium 64bit

 

このZenBookは第二世代Core i7にSSDを搭載と当時としては先進的な構成です。特にSSDの性能は衝撃的でした。私はこのZenBookを触って以来「SSDは必須」と考えるようになりました。

ただ、SSDの容量は64GBと当時から見ても少ないので「最低限のデータだけ入れて出先でサッと作業する」と言ったモバイル用途を想定していることが分かりますね。

今見てもメモリが4GBなことが気にかかりますが、十分使える性能です。

 

さすがに64GBでは満足できずにM.2SSDを強引に搭載して使っていました(`・ω・´)

 

 

厚み的に若干無理があることは内緒

 

現在は標準の64GB SSDに戻してWindows10にアップデートしてバリバリ使っています(。+・`ω・´)キリッ!

この薄さは今見ても魅力的です。Windows10にすると起動もかなり速くなるのでライトユースであれば不自由なく使えます♪

更新: 2019/07/25
使用感

持ち運ぶにはいいけど…

当時としてはこの薄さは画期的で、気軽に持ち歩くことができました。そして11.6インチでボディがコンパクトであることも持ち歩く上で非常に重宝しました。

ただ、PCとしての使いやすさは妥協しないといけない面もあります(´・ω・`)

 

 

矢印キーが使いにくい( ˘•ω•˘ ).。oஇ

 

まずはキーボードです。このキーボード…一見普通に見えますが若干曲者です。基本的なキー配列は普通なのですが、矢印キーが小さくてとても押し辛いです。そして右上のバックスペースの上のキーが電源スイッチで誤って押してしまうことも多々…

でも悪いことばかりではありません。薄型ノートPCでありながらキーストロークはある程度確保されていてキータッチに違和感はあまりありません。むしろ最近のMacBookような超ショートストロークのキーよりも入力しやすいです。(さすがにThinkPadには敵わないけど…)

 

これは最近のZenBookにも引き継いでしまっているようですが、タッチパッドがとても使いにくいです。滑りはいいのですが、感度が良すぎて誤作動を引き起こすことが多い上にクリックボタンも一体型なのでクリック位置がずれることもしばしば(#^ω^)ピキピキ

タッチパッドが一番ストレスになるのでマウスは必需品と言えますね( ̄▽ ̄;)

 

若干の妥協はあるとは言え、薄型軽量かつコンパクトであり起動も高速とモバイルノートとしては非常に優秀でした。

 

外部出力はアダプター必須なのでプレゼンなどには向きませんけどね。

更新: 2019/07/25
バッテリーの持ち

こ"れ"は"ひ"と"い"

このZenBook…モバイル特化で作られているのにバッテリーの持ちは最悪です(# ゚Д゚)

メーカー公称値も5.5時間と決して長くはありません。

 

薄型ボディにCore i7を搭載しているので消費電力の面で不利になるのは仕方ありませんが、さすがに1時間半程度で活動限界というのは…

 

これは経年劣化も影響していると思いますが、満充電して置いておくと数日で放電してしまいます。ここぞというときに使えないことが多いので充電器も必須と言えます。

更新: 2019/07/25
発熱

アツアツ

これも薄型ボディの弊害なのですが、とにかく熱いです(´;ω;`)

HW MonitorなどでCPU温度を見ると起動直後に90℃を記録し、排気ファンが甲高い轟音を立てて熱風を出します。数分使っているだけでボディ全体が温かくなってしまいます。底面に関しては熱いくらいの温度に…

できれば冷却台などを組み合わせて使用したいです。

更新: 2019/07/25
総評

妥協も多いが今でも使える点は優秀

とても万人受けするとは言えない当機ですが、2011年当時にこれだけの性能をこのボディに押し込んだASUSの努力が伺えます。

アルミ削り出しによる薄型軽量と高剛性の両立、SSD搭載で高速化しつつも耐衝撃、省電力化を実現、外部端子は最小限にするなど現在のモバイルノートに通じる物が多々あります。このデザインも今見ても洗練されていて古さを感じません。

用途次第ではまだまだ戦えるだけのポテンシャルを持っています。

これからも大切に使っていきたいと思います。

 

 

ぱ・そ・こ・れ♪

  • 購入金額

    66,800円

  • 購入日

    2011年頃

  • 購入場所

    PC DEPOT

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