本当は8GB×8枚で64GBをやりたかったのですが、まだ値段が張るという点と、DDR3-1600以上になると、種類が少ないという点で断念。
1333の8GB×8にする気は全くありませんので、はじめから除外。
というわけで、1600以上の4GB×8枚で、とりあえず32GBを確保します。
前回のようにコルセアを用意してもおもしろくないので、別のメーカーのものを探すことに。
それで、見つけたのが、こちらになります。
まず最初に思ったことは、パッケージがとんでもなく大きいということ。
メモリー2枚を入れるためだけに、これだけの包装になっています。
そして、コルセアの某メモリーに比べ、ずっしりと重い感触。
これや、
これに比べてヒートシンクが大きく、メモリーソケットにさしてみると、干渉しそうなほどにメモリー同士が並んで見えます。
上から見ても、安っぽくないのでなかなかいい感じです。
正直、A-DATAといえば、安いイメージしかなかったのですが、このクラスになるとさすがに違います。
さて、前置きが長くなりましたが、そろそろはじめていきましょう。
このメモリーは2枚1セットのデュアルチャンネル用のメモリー。
しかし、今回使うマザーボードのマニュアルには、推奨メモリーのリストに載っています。
つまりは、2セットでクアッドチャネルにして動作確認が取れている、ということになります。
これが何よりの安心感を与えてくれます。
ただでさえ8枚刺しでは相性の出やすい機種ですから。
規格はDDR3のメモリーの中でも1866。スペックシート上では、AMDのFXシリーズ、Aシリーズはこのスピードに標準対応しています。つまり、主流のDDR3-1333では、性能を発揮しきれていないわけです。
使うなら少し高くても、真の性能を発揮させてやりたいところです。
実際には、メモリー自体の真の性能は発揮させていないのですが。
まあ、そこは長持ちさせている、と正直そうなのかわからないことで納得しています。
メモリーがのるCPU付近は、こうなりました。
ケースは某メーカーの倒立ケースなので、上が天井部になります。
メモリーソケットが見えない分、白いところに刺したとしても目立ちません。
本当はASRockあたりと組むと、色的にもいいのかもしれませんが、もうマザーボードを買ってしまいましたし、最終目標は64GBですから。
ある程度の種類がそろうまで、我慢です。
定格派の私ですが、メモリーはきちんと表記のスピードで動かすようにしています。
こちらの場合、DDR3-1866なので、それに合わせてBIOSを設定するか、もしくはIntelのCPUを使っている場合のみになりますが、設定でXMPを有効にしてあげると、自動的にスピードを合わせてくれます。
マザーボードとメモリーの双方が対応している必要がありますが、今回はどちらも対応しています。
レイテンシが表記と違いますが、あまり気にしない派なので、私は無視します。
ただ、DDR3-1866のスピードにすると、メモリーの電圧が、DDR3の標準、1.5Vから1.65Vに上がり、ちょっとだけ消費電力が増しますので、エコ思考な方は要注意です。
現状、8枚挿しで組み込んでいますが、何の問題もありません。とても快適です。
唯一の問題点ですが、32GBという容量を、今の段階では使い切ることは絶対にないという点です。
まあ、それ以上に、一番の目標であった、(64GBではないものの)メモリーを8枚使う構成で使用できることのほうの満足感のほうが高いです。
忘れていた追記
マシンが完成してからとったベンチマークの結果を忘れていました。
おなじみのcinebench r11.5のスコアですが、従来の3930Kのスコアは大体10台前半。
XMPを有効化した状態で計測すると、約1ほどスコアが上がります。
こういうところにもしっかりと反映されてくるのですね。勉強になりました。
ということは、もしこれが3960Xの場合は…
さすがにこれは私には無理ですが…
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購入金額
4,980円
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購入日
2012年03月01日
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購入場所
ドスパラ
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